
あなたの叔母が亡くなった時、仕事を休めるか気になりませんか。
もしくは、叔母は親族にあたるので、休みをとることができると思っていませんか。
今の仕事で休みをとることが可能か知っていないと、仕事が休めなくて葬儀に行けなくなってしまうかもしれません。また、葬儀で休むことが遅れて伝わって、会社の仲間にも迷惑がかかってしまうかもしれません。
こんな方におすすめ
- 叔母の葬儀に参加するために、仕事の休みをとることはできるだろうか?
- 叔父や祖父の場合は、休みをとれるだろうか?
- 休む時は会社にどう伝えればいいのだろうか?
- もし休みをとることができなかったら、どうしたらいいのだろうか?
当日になって後悔しないためにも、以下のことについて説明します。
- 叔母の葬儀に参加するため、仕事の休みはとれるのか?
- 叔父や祖父の葬儀の場合は、休みはとれるのか?
- 葬儀で仕事を休む場合の会社への伝え方
- 仕事に復帰した日にやるべきこと3選
- 仕事を休めなかった時の対処方法
Contents
叔母の葬儀に参加するため仕事の休みはとれるのか?

結論から言うと、休みをとることができます。しかし、会社によってはとれないこともあります。
まず、休みをとれる理由から説明します。なぜなら、叔母は3親等になるからです。一般的に叔母の葬儀では、忌引き休暇を1日とることができます。
自分の家族や親族が亡くなった場合に、とることができる休み。休みの間に葬儀に参列する。
ただ、忌引き休暇には注意する点があります。
会社によっては、忌引き休暇が有給扱いにならず、無給扱いになることがある。就業規則を確認しておきましょう。
親等については、以下の表をご覧ください。
次に休みをとれない理由を説明します。法律で忌引き休暇について決められていないためです。
そのため、会社の判断で忌引き休暇の日付を決めています。会社によっては、忌引き休暇を休みと認めていない場合もあります。
もし、忌引き休暇をとることができない場合は、有給申請をするか、欠勤扱いとする必要があります。また、叔母が遠くに暮らしており、移動に時間がかかる場合は、追加で有給をとる必要もあります。
仕事が忙しくて休みがとれない場合の対処方法は、後ほどお伝えします。
ここまで読んで、「血が繋がっていない叔母はどうなの?」と思われるかもしれません。血が繋がっていない場合は、忌引き休暇を認めてもらえない場合があります。会社の就業規則を確認しましょう。
このように、叔母の葬儀に参加するため、仕事の休みはとることができます。しかし、会社によってはとれないこともあります。
私の友人の話ですが、会社の就業規則はインターネット上で見ることができるそうです。自分の会社の就業規則を見ることができる場所を知っておくことで、いざという時に対応できますね。


叔父や祖父の葬儀の場合は休みをとれるのか?

叔父や祖父の葬儀では、叔母の葬儀と同じように、仕事の休みをとることができます。しかし、会社の就業規則によってはとれないこともあります。
叔父と祖父では親等が異なるため、忌引き休暇で休むことができる日にちが異なります。
叔父の場合
叔父の葬儀の場合は、一般的には忌引き休暇で1日休みをとることができます。
なぜなら、叔母と同様に3親等だからです。叔母の場合と考え方は同じです。
祖父の場合
祖父の場合は、一般的には忌引き休暇で3日休みをとることができます。
なぜなら、2親等だからです。祖母の場合も2親等なので、同じと考えます。
祖母や祖父は3日休みをとることができるので、時間をかけて最後を見送ることができますね。私は、祖母には可愛がっていただいていたので、3日休みをとれると分かり、安心しました。
叔母・叔父、祖母・祖父の忌引き休暇について以下の表にまとました。亡くなられた方が自分からみて、何親等にあたるのか確認しておくと安心ですね。
自分との関係性 | 親等 | 忌引き休暇のとれる日数 |
叔母・叔父 | 3親等 | 1日 |
祖母・祖父 | 2親等 | 3日 |
(会社の就業規則によって日数は異なる場合がある)


葬儀で仕事を休む場合にすべきこと

葬儀で仕事を休む場合、まずやるべきことは、すぐに会社に知らせることです。具体的には、できるだけ早く会社の上司に葬儀で仕事を休むことを伝えます。
なぜなら、亡くなられたことを聞いてから、葬儀が始まるまでに時間がないからです。
次の日にはかけつける必要がある場合もあります。
忌引き休暇の制度があったとしても、あなたの代わりに誰かが仕事を引き受けることになります。そのため、仕事の割り振りや引き継ぎをスムーズに行うためにも、できるだけ早く知らせましょう。
休みを伝える時に注意すべきこと
もし、あなたの会社で忌引き休暇をとることが可能なのか分からない場合は、まず忌引き休暇をとれるかどうか確認をします。
その後で、葬儀で休みをとりたいことを伝えましょう。また、忌引き休暇を何日とることができるか分からない場合も、自分の休みたい日数を休むことができるのか確認しておくことが重要です。
大切な方が亡くなっているので動揺しているとは思いますが、後でトラブルになるのを避けるためにも、確認してから話を進めましょう。
会社への連絡方法

会社への連絡方法は、口頭、電話、メールがあります。
口頭で伝える場合
口頭で伝えることができる場合は、直接伝えるようにしましょう。会社の上司に直接話すことで、相手も状況を理解しやすくなります。
「叔母が遠くに住んでいて、移動のために有給を追加したい」といった交渉も受けてもらいやすくなるのではないかと思います。
上司に伝えた後、会社で指定された申請方法で忌引き休暇を申し込むことになります。
会社によって、忌引き休暇の申請方法は異なる。書類で申請するのか、インターネット上で申請をするのか確認しておきましょう。
電話で伝える場合
もし、会社に行くことができない時間帯の場合は、電話で伝えることもできます。
電話の場合は、後から「〇〇のことは聞いていない」と言われ、トラブルに発展しやすいです。正確に伝えるようにしましょう。メールも一緒に送っておくと安心です。
メールで伝える場合
もし、会社の上司に電話で伝えることができなかった場合、メールで伝えることもできます。
しかし、メールは相手が見忘れてしまう可能性がありますので、送った後に電話をかけておきましょう。葬儀の際は忙しいとは思いますが、連絡は早く、そして正確に行うことが大切です。
葬儀で仕事を休む場合のメールの送り方

葬儀で仕事を休む場合のメールの送り方をご紹介します。いざという時に、参考にしてくださいね。
メールで伝える内容
メールで伝える場合、以下の内容を記載しましょう。
- 忌引き休暇をとりたいこと
- 亡くなった方の名前
- 自分との関係性
- 亡くなった日時
- 葬儀が行われる日程・場所
- 緊急時の電話番号
緊急時の電話番号を知らせておくことで、仕事であなたにしか分からない急ぎの案件があった場合に、対応することができます。会社の上司や仲間も安心できますね。
メールの書き方
次に、メールの書き方をご紹介します。
葬儀が行われる日程や場所が決まっていない場合でも、早めに連絡しましょう。
件名:忌引き休暇 申請の件
○○部
○○様
お疲れ様です。○○です。
○月○日に、叔母の〇〇(名前)が他界しました。
そのため、忌引き休暇を取得させていただきたく、ご連絡いたしました。
期間:令和○年○○月○○日~令和〇年〇月〇日
葬儀の日程と場所は、決まり次第ご連絡いたします。
なお、休暇中のご連絡は、○○○-○○○○-○○○○までお願いいたします。
以上、お手数をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。
私は、葬儀となると冷静でいられなくなると思いますが、メールを送る際は落ち着いて丁寧な文章を心がけたいと思いました。


仕事に復帰した日にやるべきこと3選

仕事に復帰した日にやるべきことは、以下のことになります。
- 会社の上司と仲間に、感謝と本日から仕事に復帰することを伝える。
- 香典をいただいたら、香典返しをする。
- 可能であれば、菓子折りを持参する。
あなたが葬儀でお休みの間、会社の上司や仲間が代わりに仕事を行ってくれています。そのため、感謝の言葉を伝えることで、自分も相手も気持ちよく仕事を始めることができます。
私の友人の話ですが、親戚の葬儀が多い年があり、旅行に行くためにとった有給よりも、忌引き休暇としてとった休みの方が多くなったそうです。代わりに仕事をしてくれた会社の上司や仲間には感謝しているそうです。
また、もし香典をいただいたら、お返しをするようにしましょう。
必ず必要ではありませんが、お菓子を持参して職場の上司や仲間に渡すことをおすすめします。ものがあることにより、より誠意が伝わりやすくなります。
おすすめのお菓子を紹介します。参考にしてくださいね。


仕事を休めなかった場合の対処方法

葬儀に参列できない場合もありますよね。仕事を休めなかった場合に、以下の対処方法をご紹介します。
- 通夜だけ参加する
- 半休をとる
- 葬儀後に遺族の自宅に行き、弔う
通夜だけ参加する
仕事を休めなかった場合でも、通夜だけ参加することは可能です。
なぜなら、通夜は一般的には18時から行われることが多いからです。仕事が終わった後、参列することができます。
私の友人の話ですが、仕事が終わった後に通夜だけ参列したそうです。休みを申請する必要がなく、仕事にも影響しないので良いですね。通夜に参列することで、亡くなられた方の遺族も「急いで来てくれたんだな」と思ってもらえますよね。
半休をとる
告別式の時間に合わせて、半休をとることをおすすめします。
仕事を半日行うので、慌ただしいとは思いますが亡くなられた方の最後を見送ることができます。また、仕事を休む時間が短くなるので、会社の仲間にも迷惑をかけることが少なくなります。
会社が葬儀の会場に近い場合は、考えられてはいかがでしょうか。このように、半休をとって参加することをおすすめします。
葬儀後に遺族の自宅に行き、弔う
葬儀に参列できなかった場合、後日、遺族の自宅に行き、亡くなられた方とお別れをすることをおすすめします。
会社の仕事は納期が近い場合や忙しい時期だと、どうしても休むことができないこともありますよね。葬儀自体は終わっていますが、あなたの都合の良い日に訪れることで、心に余裕を持って亡くなられた方とお別れをすることができます。
状況に合わせて、あなたができる方法でお別れをしましょう。
まとめ

- 叔母の葬儀に参加するため、仕事の休みはとることができる。ただし、会社によってはとれないこともあるので、就業規則で忌引き休暇を確認しておく。
- 忌引き休暇は、一般的に叔母・叔父は1日、祖父・祖母は3日とることができる。
- 葬儀で仕事を休む場合、すぐに会社の上司に知らせるようにする。
- 仕事に復帰した日には、会社の上司と仲間に感謝を伝える。
- 仕事を休めなかった場合は、状況に合わせて対応する。(通夜だけ参加する、半休をとる、葬儀後に遺族の自宅に行き、弔う。)
いかがでしたか。
今回は、叔母の葬儀では、会社によりますが、仕事の休みをとることができるとお伝えしました。
叔母の葬儀に、安心して参列することができるのではないでしょうか。
今回調べてみて、親等によって休むことができる日数が異なることが分かりました。親戚の葬儀だから休みがとれて当たり前と思わず、まず会社の就業規則を確認したいと思います。
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