皆さんは創価学会の友人葬についてご存知ですか?
友人葬は通常の葬儀とは異なる点が多く、独特の儀式です。そのため、施主の場合も参列者の場合もどのような点に気を付ければよいのか悩む方もいるのではないでしょうか。
今回は、友人葬の流れや特徴、費用について解説していきたいと思います。
また、友人葬の施主やご遺族で、どのように執り行えばよいか悩んでいる方に、「富士白蓮社」という友人葬を専門に行っている葬儀会社をご紹介します。
Contents
創価学会と富士白蓮社
引用:富士白蓮社
富士白蓮社は創価学会員のための葬儀会社です。友人葬に特化しているため、様々なノウハウを蓄えており、友人葬をスムーズに執り行うことができます。
「会員奉仕第一」の精神をもとに、利益優先にならない運営をコンセプトにしているので、費用面でも安心です。
友人葬を考えている方は、一度見積りなど相談してみるのはいかがでしょう。
友人葬の費用について
創価学会では友人葬という一般的な葬儀とは異なる形式の葬儀を行います。
友人葬にかかる費用は、地域などによって変動はありますが、基本的に通常の葬儀より安くなります。
だいたいの目安は15万円前後です。葬儀費用の全国平均は約195万円なのでだいぶ安いですよね。
費用を安く抑えることができる一番の理由は、僧侶を呼ばないからです。
通常、葬儀で僧侶に読経を依頼する場合は、お布施やお車代を準備する必要があります。お布施だけでも数十万円用意しなければならないので、僧侶を呼ばないだけで結構な減額になることがわかりますね。
友人葬の流れ
- 開式の辞
- 読経・唱読
- 焼香
- 御祈念分・題目三唱
- 弔慰文・弔電紹介
- 導師挨拶
- 謝辞
- 題目三唱
- 閉式の辞
- 出棺
開式の辞
司会者が葬儀を開式する案内があります。
読経・唱読
導師を中心に読経と唱読を行います。読経は法華経の方便品と寿量品の自我偈を2回読みます。
唱読は南無妙法蓮華経の題目を唱えることを指します。
焼香
1回目の自我偈が唱えられ始めたら、焼香に移ります。導師、親族、友人の順に焼香を行います。
御祈念分・題目三唱
焼香が終わると鈴がなります。その後、導師が追善供養の祈念を行い、鈴の音に合わせて参列者全員で題目を三唱します。
弔慰文・弔電紹介
弔慰文、弔電を順に司会者が紹介します。
導師挨拶
導師からの挨拶があります。創価学会の教えに関する内容が多いです。
謝辞
喪主からの挨拶と参列者への謝辞があります。
題目三唱
導師が合図をした後、再度鈴の音に合わせて参列者全員で題目を三唱します。
閉式の辞
司会者から葬儀終了の案内があります。その後出棺に関する注意事項の案内などがあることが多いです。
出棺
出棺前の最後のお別れで棺の中にしきみを納めます。その後出棺し、喪主からの挨拶をへて儀式がすべて終了になります。
動画で友人葬の流れがわかりやすく解説されているので、ぜひこちらも見てくださいね。
友人葬の特徴
- 僧侶を呼ばない
- しきみ祭壇を用いる
- 戒名をつけない
- 香典がない
- 5本房の数珠を用いる
僧侶を呼ばない
友人葬は僧侶を呼ばないことが最大の特徴です。
学会員の中で、冠婚葬祭の儀式に通じた幹部が友人の代表として「導師」となり、進行役を務めます。
僧侶が葬儀で読経をするようになったのは江戸時代からで、僧侶による読経の有無で成仏できるかどうかが決まるのではないと考えられています。
そのため創価学会では、儀式的なものにとらわれず、参列者全員で故人を偲ぶまごころが何よりも供養になるという考えのもと、葬儀を行っています。
しきみ祭壇を用いる
一般的に花で飾り付けた祭壇を使用することが多いですが、友人葬ではしきみを基本にした祭壇になります。
しかし、花で飾り付けたい方は、御本尊にお供えするもののみしきみにし、遺影や祭壇は花で奇麗に飾り付けても問題ないとされています。
戒名をつけない
故人に戒名をつける習慣は釈尊滅後からのことで、戒名の有無と成仏できるかどうかは関係ないというのが創価学会の考えです。
そのため、位牌には生前の故人の名前が記入されます。
香典がない
友人葬では、葬儀で一番重要なものは故人を偲ぶまごころであると考えられているため、儀式的な香典は必要ないとケースが多いです。
しかし、香典を絶対に受け取らないということでもありません。
なので、葬儀の案内が来た際などに香典辞退の旨を伝えられなかった場合は、葬儀に香典を一応持参していくとその場であわてることがなくて済むでしょう。
5本房の数珠を用いる
引用:金剛堂
創価学会の友人葬では上の画像のような5本房の数珠がよく用いられます。
しかし学会員以外の方で、5本房を持っていない場合は一般的な数珠で問題ありません。
富士白蓮社の良い口コミ、悪い口コミ
良い口コミ
家族葬で費用もあまりかからないように抑えたなかで、祭壇やお棺、料理など、必要最低限の物はきちんと用意され、葬儀として行う中で特に不便と感じることもなく、値段以上の価値があったと思うくらいの内容でした。
引用:安心葬儀
創価学会員でない自分達夫婦が学会員である故人の葬儀を滞りなく行えるか心配でしたが、こちらの葬儀社さんは学会中心に行っておられるらしく導師様ほか知り合いの方も多く、全く問題なく安心してお任せできました。
引用:安心葬儀
費用を抑えても、必要最低限のものはしっかり準備されるので満足している方が多いようです。
スタッフの対応もテキパキしていて、なんでも相談しやすいのも良い点の一つみたいです。
悪い口コミ
富士白蓮社は創価学会員が主に利用しているためか、良い口コミはたくさん見つかりますが、悪い口コミはあまり見当たりません。
しかし、創価学会員以外で、友人葬の知識がない方が初めて友人葬に参列すると、「通常の葬儀と違うため違和感があった」などの意見がでます。
会員以外の方に参列してもらう際は、事前に友人葬の流れや特徴を説明しておくと良いでしょう。
創価学会とは?
創価学会は大乗仏教の真髄である日蓮大聖人の仏法を信仰する宗教団体です。1930年に設立され、現在日本では827万世帯、海外には192ヵ国の地域で信者を有しています。
「創価」には「価値を創る」という意味があり、「幸福という価値を創るために仏法を実践する」という理念のもと活動しています。
具体的に創価学会の会員は、朝夕に法華経の一部を読む「勤行」と南無妙法蓮華経を唱える「題目」を行っています。この祈りが日蓮大聖人の仏法を実践する基本になっています。
これは、自分の中にある可能性を引き出して成長するための祈りとされています。
創価学会では、生前に修行を積むことで成仏できるという考えが強いです。そのため、通常とは異なる葬儀(友人葬)が執り行われることが多いです。
まとめ
創価学会の友人葬はきまりが多く、独特の儀式になります。
喪主として友人葬を執り行う際は、失礼がないようにするためにも、友人葬に特化している富士白蓮社に依頼するのが一番おすすめです。
また、創価学会員でない方が友人葬に参列する機会があるときはは、きまりやしきたりを気にしすぎる必要はありません。故人を偲び、成仏できるよう心を込めてお祈りしましょう。
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