




お年を召された方が亡くなった時、「葬儀に呼ぶことができる参列者が少ない」と焦ったことはありませんか。
もし、今まで行われてきた、たくさんの方が参列できる葬儀(一般葬)を選んでしまったらどうなるでしょうか。想像してみてください。
もしかしたら、会場の大きさに対して参列者の人数が少ないと、寂しい気持ちを感じることになるかもしれません。そのことで、亡くなった方に「申し訳ない」気持ちを感じてしまい、葬儀後に後悔してしまうかもしれませんね。
こんな方におすすめ
- 亡くなった方の葬儀を行いたいが、高齢のため呼べる人数が少ない。一般葬以外の方法があれば知りたい。
- 葬儀にかけられる費用が手元にないので、少ない費用で葬儀を行いたい。
- 費用はかけられないが、満足のいく葬儀をして、最後を見送ってあげたい。
今回話す内容は、以下のようになります。
- 葬儀の参列者が少ない時は、どうしたらいいのか?
- 費用を抑えて葬儀を行うには?
- 満足のいく葬儀を行うには?
では、行きますね。
Contents
葬儀の参列者が少ない時は、どうしたらいいのか?

結論から言うと、葬儀の形式を変えることです。具体的には、一般葬を行わず、家族葬、一日葬、火葬式で亡くなった方を見送ります。
それぞれの違いを以下の表で説明します。
通夜式 | 告別式 | 火葬 | |
家族葬 | 〇 | 〇 | 〇 |
一日葬 | × | 〇 | 〇 |
火葬式 | × | × | 〇 |
(〇:行う、×:行わない)
家族葬では通夜式から火葬まで行いますが、火葬式では火葬のみを行います。
さらに、形式を変えることで、会場が少人数でも気にならない大きさになります。広い会場の中に少人数だと寂しく感じますよね。
それぞれの葬儀に入れる人数を、葬儀社の目安の人数からまとめました。参考にしてくださいね。
小さなお葬式 | イオンのお葬式 | |
一般葬 | 30名以上 | 30名以上 |
家族葬 | 10名程度~ | 5~30名程度 |
一日葬 | 5名程度~ | 20名程度 |
火葬式 | 1~10名 | ~10名程度 |
以上の表から、葬儀の形式によって、目安となる人数が異なることが分かりました。家族葬や火葬式は、人数が少なくても問題ないと分かります。
このように、葬儀の参列者が少ない場合は、葬儀の形式を変えることで解決できます。
私は、葬儀は一般葬で行うイメージがあったので、人数に合わせて形式を変えればよいと分かり、安心しました。選択肢があるので、その時の状況に合った方法を選びたいと思いました。


費用を抑えて葬儀を行うには?

結論から言うと、火葬式をおすすめします。
なぜなら、通夜式と告別式を行わないため、家族葬よりも費用が少なくなるからです。また、参列者が少なかったとしても、通夜式と告別式を行わないので、そもそも人を呼ぶ必要がありません。
火葬式の費用は、小さなお葬式だと169,000円(通常価格)かかります。葬儀費用は平均で約200万かかりますので、費用を抑えたい場合は検討してみてはいかがでしょうか。
火葬料金は葬儀社のプランに入っていない場合が多い。そのため、別に払う必要がある。
このように、費用を抑えて葬儀を行う場合、火葬式をおすすめします。火葬の流れは以下の動画をご覧ください。
火葬式について、詳しくはこちらの記事にてご紹介しています。あわせてご覧ください。
一日葬を選んだ場合
ここまで読んで、「火葬だけでは亡くなった方に申し訳ないのでは」と思われるかもしれません。その場合、告別式を行う一日葬をおすすめします。
火葬式より費用はかかりますが、告別式を行うことで、より時間をかけて亡くなった方を見送ることができます。
なかには、従来通りの一般葬を行いたいと思う親族もみえるかもしれません。一日葬なら、告別式があることで、「〇〇さんの最後をゆっくり見送ってあげられた」と満足していただけるのではないでしょうか。


満足のいく葬儀を行うには?

結論から言うと、亡くなられた方の大切にしていたものや好きなものを葬儀で飾ることをおすすめします。
なぜなら、葬儀のスタイルや豪華さではなく、亡くなられたを思い出し、最後を心から見送ってあげることが重要だからです。費用を抑えて葬儀を行ったとしても、亡くなられた方のものを用意することは可能ですよね。
火葬の場合は、自宅に飾る場所を作るとよいと思います。
- 以前ダンスを習っていた場合:ダンスで着ていた衣装を飾る。
- お酒が好きな方だった場合:好きなお酒を飾る。
一日葬を選んだ場合
一日葬の場合、祭壇やお棺を亡くなられた方の好みに変更することはいかがでしょうか。
祭壇に飾る花を亡くなられた方が好きだった花にしたり、お棺の色を亡くなった方が好きだった色にするとよいと思います。また、お棺に亡くなられた方の好きだったものや花を入れることもおすすめします。
具体的には、亡くなられた方が黄色が好きだった場合、黄色のお花で祭壇を飾ると良いと思います。
また、亡くなられた方の好きな花が飾ってあると、「あの人は〇〇が好きだったね」と参列者同士で語り合うこともできますね。
葬儀社によってオプションや飾りは異なる。葬儀社との打ち合わせで、前もって確認しておきましょう。
飾ってはいけないもの
ここまで読んで、「飾ってはいけないものはあるのか」と思われたかもしれません。基本的には、亡くなられた方の好きなものや大切にしているものであれば問題はありません。
ただし、参列者が嫌な気分になるものや亡くなられた方が「人には見せたくない」と思っていたものはやめておきましょう。私も、自分がこっそり集めていて、楽しんでいたものはそっとしておいて欲しいと思います。
参列者、亡くなられた方、両方に配慮した葬儀がベストですよね。
このように、亡くなられた方の大切にしていたものや好きなものを飾ることをおすすめします。また、メモリアルコーナーを設置し、そこに故人の写真や大切にされていたもの、好きだったものを飾るのもおすすめします。
メモリアルコーナーについては、こちらの記事にて詳しくご紹介しています。あわせてご覧ください。
まとめ

- 葬儀の参列者が少ない時は、葬儀の形式を変える。(例:家族葬、一日葬、火葬式を検討する。)
- 費用を抑えて葬儀を行うには、火葬式がおすすめ。
- 満足のいく葬儀を行うには、亡くなられた方の大切にしていたものや好きなものを飾る。
いかがでしたか。
今回、葬儀の参列者が少ない場合でも、葬儀の形も変えていくことで対応できると説明しました。
私も調べてみて、一般葬にこだわる必要はないと分かりました。葬儀はあっという間に終わってしまうと思うのですが、亡くなられた方の大事にしていたものを飾ってあげたいと思いました。
葬儀の形は1つとは限りません。亡くなった方を満足して見送れる葬儀を行いたいですよね。
【徹底厳選】もう迷わない!!オススメギフト専門サイト
おこころざし.com
香典返しや、法事・法要返しに特化した専門オンラインショップです。カタログギフトをはじめ、仏事の返礼にふさわしいタオル、食品等を多数ラインナップされており選ぶことができます。 おこころざしの三大サービスとして「挨拶状」「のしがけ」「送料」の無料サービスを実施していたり、出産・結婚等と異なり事前に十分に準備できるものではないためお急ぎの方でも、安心して依頼することができます。またマナーコンテンツなども充実しているため、情報だけでも十分に利用できるサイトです。