

- 家族葬に参列しなかった場合の香典について知りたい方
- 香典のマナーについて知りたい方
- 家族葬の香典の額の相場を知りたい方
Contents
友人の父や母の家族葬後に香典は渡すべき?
結論:渡すべきです。
親友や幼馴染、定期的に会うような人といった、関係が深い友人である場合は、香典は渡すべきです。
家族葬は身内で執り行われます。そのため、葬儀には参列できないケースが多いです。友人が香典の受け取りを断っていない場合は、香典を通じて故人とそのご家族に哀悼の気持ちを示しましょう。
「渡すべき」という結論づけをみて、困惑した方がいらっしゃるでしょう。
関係が浅い知人や同級生であれば、渡す必要はないです。友人関係か知人程度なのか、関係性が曖昧な場合がありますよね。そんな時に1つの基準を設けるとすると、その友人から直接訃報を知らされた場合は渡すといいのではないでしょうか。
人間関係はなかなか難しいものですね。慎重にその方との関係を見つめて、考えてみてください。
家族葬後に香典を渡す時のマナーとは?
今回は、訃報を葬儀が終わった後に伝えられた時や家族葬を行った後に香典を渡す時のマナーを紹介します。
順序に沿って対応を解説します。
- 「香典辞退」ではないか確認する
- 無理に渡すのはマナー違反
- 香典袋の準備
- 香典の渡し方
1.「香典辞退」ではないか確認する
家族葬は、基本的に身内だけでの葬儀なので、香典は拒否される遺族が多いです。そのため、ご連絡を貰った友人に直接香典を受け取ってもらえるのか確認をしてください。
その友人と親交が深いゆえに、礼儀を忘れてしまう人はいませんか。「香典渡してもOK?」などと礼節に欠けるような言葉で確認を取る方がいます。
わかっているとは思いますが、完全なるマナー違反です。しかし、気づかないうちに使ってしまう方が多いのではないでしょうか。
友人は親御さんを亡くし、気分が落ち込んでいることから明るく接したい気持ちは分かります。ですが、葬儀に関する大切なお話の時は、改まった態度で接しましょう。
2. 無理に渡すのはマナー違反
香典を辞退していた場合は、絶対に香典は渡さないようにし、お悔やみの言葉だけを伝えましょう。
どうしても、弔意を形として示したいと思ったとしても、必ず、友人や友人家族の意向を尊重してください。
香典を渡すことはできなくても、「供え物・供花」であれば受け取る方はいらっしゃいます。もし、香典のみ辞退されていたら、故人の方が生前好んでいた物を渡したり、お仏壇があるお家では使う機会があるお線香・ローソクを渡したりするとよいでしょう。
3. 香典袋の準備
香典袋の種類
実は、今まで話してきた「香典」は仏教において使用する言葉のようです。昨今は、仏教ではない宗教や宗派でもあまり関係がなくなっているのが現状です。
見出しには分かりやすいよう香典袋と書きましたが、本来は不祝儀袋と呼ばれているものです。法事の際に、お金を包むための水引きのついた袋のことです。
簡単に袋の表書きが何が適しているのか、まとめたので確認してみましょう。
①仏式 四十九日前 御香典 御霊前 四十九日後 御仏前 御香典
②神式 御玉串料 御榊料 御神前
③キリスト式 御花料 お花料
④無宗教・宗教不明 わからないときは→ 御霊前
香典袋の名前の書き方
先ほど紹介した、表書きの真下に縦書きで、あなたの名前を書きましょう。
薄墨の筆ペンや筆を使用して、名前を書いてください。
実際にお金を包む、封筒のようなもの(中包)には旧漢数字で金額を書いてください。その袋には、住所と名前も書きましょう。全て薄墨で記入です。
香典金額の相場
友人の親御さんの不幸があった時の香典相場は、5000円〜10000円といわれています。
先ほど示した、金額はあくまでも相場です。故人と生前親しくしていた方は、10000円を超えた額を包むことよいでしょう。反対に、関係が浅かったと感じている方は3000円という場合もありますね。
また、新札を包むことはマナー違反です。前もって、不幸に備えていたという印象を与えてしまいます。できるだけ、使い古されているようなお札を選びましょう。
相場は参考程度に、関係性に重きを置いて実際に包む金額は考えてください。
4. 香典の渡し方
お家に実際に伺い、直接渡すことが文化的な観点だとベストな方法ですが、友人や友人の家族と都合が合うとは限りません。また、最近は、コロナウィルスも流行しているので直接お伺いしたり、お会いしたりすることが、失礼にあたる場合もあります。
ですので、相手の都合を確認した上で渡してください。
弔いの意とともに、現金書留で送るという方法を検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ

友人から親御さんの家族葬を終えた報告を受けた時、まずは香典を渡した方がいいのかと悩みますね。そんな時は友人に、香典辞退をしてるのかいないのか確認をとってください。
香典を辞退されても、なんだか心苦しさも感じますよね。お金ではなく、供物・供花で弔意を示すという手段も考えの中に入れてみてください。
無理に押し付けるようなことは絶対にしないようにしましょう。
もし、香典を受け取って貰えるようであったら、上記でまとめた「香典袋の準備」を留意して、渡す前にこの記事を使いチェックしてみてください。
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