



葬儀の知らせはいつも突然に訪れるもの…。葬儀の場所を知りたいけれども、聞き方が分からなくて困っている方も多いのではないでしょうか。そもそも自分から聞いていいものなのか。気になりますよね?
聞きたいけど聞けない。まるで「分からないことは何でも質問しろよ!」と言いつつ、いざ質問すると「そんなことも分からねえのか!」と怒り出す頑固上司のよう…。そんな人に限って、失敗した時には「何で先に質問しねえんだ!」とまた怒られ…。
だいぶ話がそれました。でももし間違った聞き方をして、失礼だとか、非常識だとか思われたら嫌ですよね。
ということで今回は、葬儀場所の正しい聞き方について解説します。
こんな方におすすめ
- 葬儀場所の聞き方が分からない
- そもそも自分から聞いてもいいか心配
- ツールは電話かメールか迷っている
- そのほかマナーについても知りたい
Contents
葬儀の場所を自分から聞いてもいい?
結論から言うと、葬儀の場所を自分から聞いてもいいです。失礼には当たりませんのでご安心ください。
そもそもなぜこのようなケースが起きるかというと、あなたと故人が親しい間柄であっても、遺族の方とは面識が無く、こちらの連絡先を知らない場合もあるからです。友達の連絡先は知っていても、友達のご両親の連絡先を知っているという方は…。まあいない説、ありますね。
また、遺族の方が葬儀の準備等で忙しく、故人の関係者すべてに連絡することができない場合もあります。
そこで、遺族の方に葬儀の場所を聞くときには、遺族の方への配慮が重要になります。
葬儀の場所をメールで聞いてもいい?
メールって便利ですよね。時間帯や相手の都合を気にする必要がなくて、なんといっても楽チンです。
でもちょっと待ってください!実は葬儀の場所を聞くときには、電話で聞くことが最も確実でマナーに沿っているんです。
メールは便利ですが、相手が届いたメールを見たときにはじめて伝わるものです。なかなか返信が来なかったらモヤモヤしてしまいますよね。相手が常にメールチェックしているとは限りません。確実に意思疎通ができるように、きちんと電話で聞くようにしましょう。
いざ自分から電話をかけるときって、少し緊張しませんか?相手が忙しかったらどうしようとか、この時間に電話したら失礼かなとか…
でも大丈夫。正しいマナーに沿っているんですから、勇気を出して電話しましょう。
例外もある?
ただし例外として、遺族の方からメールで訃報(ふほう)の連絡を受けることもあります。こんなときはメールで返信しても失礼には当たりません。郷に入れば郷に従え、ではないですが、相手の意思を尊重することが大切なんですね。
葬儀の場所の正しい聞き方は?
では実際に、どのように葬儀の場所を聞けばいいんでしょうか。大切なのは、遺族の方への配慮をした上で聞くことです。開口一番「葬儀の場所を教えてください。」なんて聞くのはナンセンスというものです。
まずは自分の名前を名乗ってから、故人との関係を簡潔に伝えましょう。
お悔やみの言葉
次にお悔やみの言葉を伝えます。お悔やみの言葉を伝える前に用件に入るのは、大変失礼に当たりますので気を付けてください。
電話で伝えるお悔やみの言葉は、シンプルに気持ちを伝えられる言葉がベターです。
- 「この度はお悔やみ申し上げます。」
- 「突然のことで言葉も見つかりません。お悔やみ申し上げます。」
場所の聞き方
葬儀の場所を聞くときも、相手に配慮をした聞き方をしましょう。
- 「お辛いことをお尋ねすることになり申し訳ありませんが、今後の日程はお決まりでしょうか。」
- 「もしよろしければお別れに伺いたいのですが、この後の日程はお決まりでしょうか。」
普段は使わない言葉遣いなので、電話をかける前に言うことをメモしておくと安心かもしれませんね。
メモといえば、聞いた場所をメモしておくのを忘れずに。せっかく聞いた情報を忘れてしまわないように気を付けましょう。ついうっかりして聞き直すハメになったら、気まずすぎますね…。
葬儀の場所を聞くときの注意点
電話での会話に限らず、葬儀の場でもタブーになることがあります。タブーですから場合によっては非常識だと思われてしまいます。気を付けるべき注意点をおさえておきましょう。
死因などを聞くことは避ける
親しい人が亡くなった理由を知りたくなる気持ちも分かりますが、死因を聞くことはマナー違反です。遺族の方の気持ちを大切に考えて、グッとこらえましょう。
使ってはいけない言葉
そのほか、使ってはいけない言葉もあります。ひとつは、忌み言葉と言われるものです。
- 重ね言葉…たびたび、かさねがさね、いろいろ、など
- 不吉なことを連想させる言葉…消える、落ちる、とんでもないこと、大変、など
- 不幸が続くことを思わせる言葉…続く、再び、追う、繰り返し、など
もうひとつは、直接的な生死に関する言葉です。
- 死ぬ、死亡する…亡くなる、逝去(せいきょ)される、など
- 生きていた時は…生前は、お元気だった頃は、など
遺族の方の気持ちに寄り添った言葉選びを心がけることが大切ですね。
まとめ


いかがだったでしょうか。
今回は葬儀場所の聞き方についてまとめました。マナーについて留意しつつ、自信を持って電話してみましょう。
この記事があなたのお役に立てれば幸いです。
・葬儀の場所をメールで聞くのはNG
・葬儀の場所を電話で聞くときには正しいマナーがある
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