最近はLINEなどの普及によりハガキを書くという方も少なくなってきたように感じます。なので手元に法事など招待ハガキが届いたとき、どうすればいいのかが分からなくなるかもしれません。
日本には冠婚葬祭それぞれマナーがありますが、知っていないと相手方に「常識ない人」「マナー知らず」
などと思われてしまいます。
特にボールペンは使いがちなので、マナーとして大丈夫か調査しました。
Contents
ボールペンは本来マナー違反なのか?

結論から言うと、ボールペンを使用するのは本来マナー違反です。
本来は毛筆または万年筆が正式なマナーだと言われています。
とはいえ、万年筆は持ってない人も多いですし、何より値段がまちまちであまり利用する機会がないですよね。
毛筆は100円均一とかでは売ってますが、利用頻度が低いので、綺麗な字が描けなかったりしますよね。
なので、本来はマナー違反であるボールペンも暗黙の了解で黒色なら使っても大丈夫ということになっています。間違っても派手な色は使ってはいけません。
本来は使ってはいけないボールペンを使っていい理由は、「慣れないものを使って書くより、普段から使い慣れているもので書いたほうが綺麗に書ける。」というのが理由です。
ハガキの正しい書き方、マナーについては
を参考にしてください。
薄墨を使わなくても大丈夫なのか
耳にしたことがあるかもしれませんが、薄墨で文字を書いて「悲しみを表現する」というものがありますが、ボールペンを使用しても失礼にはなりません。
ボールペンは使っても大丈夫。だが、間違っても派手な色は使ってはいけない。
ボールペンで書く際に字を綺麗に見せる方法
私は字が汚いと諦める必要はありませんよ。
字は練習すれば上手くなるのはもちろんですけど、きれいに書くコツをつかめば誰でもキレイな文字を書くことができます。
特に法事などの冠婚葬祭で書く文字が汚いとそれだけでも恥ずかしい思いをしてしまう可能性が上がってしまうので、せめてコツだけでも覚えて、最低限キレイな文字を書けるようにしましょう。
ポイントは以下です。
- 文字の中心を揃える
- 筆脈を通す
- 漢字10、ひらがなカタカナ7の大きさにする
- 字間を均等にする
文字の中心を揃える
4つのポイントの中でも一番重要な要素が、文字の中心線を揃えるということです。文字の中心線が揃っているか揃っていないかだけでもキレイに見えるか見えないかが大きく変わってきます。
文字が苦手な人であっても、中心線を合わせるだけでいきなり文字が上手くなっているように見えるので、ぜひ試して欲しいです。
やり方は簡単で、文章を書く前に定規などを使い鉛筆で薄く中心線をひき、そこに文字を書いていきます。あとは消したらかなりキレイにストレートの文章が書けるようになります。
筆脈を通す
筆脈って言葉を聞く機会はおおくないですよね。筆脈っていうのは文字を書く点画のつながりや文字と文字の繋がりのことですね。
習字とかでつなげ字とかありますが、そのイメージです。楷書だと実際につなげることは無いですけど、つなげるような感覚で書くと字がきれいに美しく見えるようになります。
繋がりで書けると言うことはスムーズに流れて形がキレイということだからですね。
漢字10、ひらがなカタカナ7の大きさにする
文字がキレイに見えない人は感じもひらがなもかたかなも大きさが一緒だったり、大きさ自体がバラバラになっているケースが多いです。
もちろん上記の数字はだいたいのイメージですけど、厳密にする必要はありません。もっとざっくりと「漢字は大きめに書く、ひらがなカタカナは小さめに書く」という感覚でOKです。
漢字と違ってひらがなやカタカナは画数が少なく、余白が多くなりがちなので、まとまりにかけて見えてしまうんですね。漢字とひらがなカタカナの大きさを変えるとメリハリが出て字がキレイにみえるようになります。
字間を均等にする
芸術とかなんでもそうですが、間隔が整っているというだけで美しく見えます。字も同じで、文字の大きさはもちろん、文字の間隔の大きさが整っていることで整った文章だと感じてもらうことができます。
厳密に何センチとか何ミリとかの話ではなくて、肉眼ベースで「均等だな」と思われていればOKです。やっぱり字が上手い人の文章を見るとこの間隔が一定の人がほとんどです。
字のうまさは練習も必要ですけど、上記のような見た目の部分を改善するだけでも劇的にうまくなるんですね。
人の容姿を例に出すのであれば、ダイエットして肉体改造して、食事を改善して内臓から綺麗になってすばらしい容姿になる必要なんてなくて、
とりあえず肌が荒れてるなら化粧でごまかして、多少太っているのであれば体型隠しの服装にしてその場をしのいで、容姿自体に自信が無いのであれば、お洒落な服装を研究しまくってなんとなくの雰囲気でもかっこよく(かわいく)してしまうイメージです。
ぜひ美しく見える文字の書き方をマスターしましょう。
まとめ

訃報の知らせは、いつ来るかなんて誰も予想が出来ません。私の友人もそうでしたが、突然知らせを受けてどうすればいいのか右往左往していました。人生で数回しか出会わない出来事だからこそ、マナーや作法を頭の中に入れておくことが大切だと私は思います。
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