法事返礼品の挨拶状は自分で準備するもの?必要ない場合はある?

はじめて法事をとり行う立場になると分からないことだらけだと思います。人生でそう何度もあることではありませんし、仕方ありませんよね。

とはいえ、故人を弔う大切な行事ですから「適当に済ませてしまおう」というわけにもいきません。自身だけではなく、故人にも恥をかかす結果になります

正しい知識を身に着けて、故人に代わり生前お世話になった方々へ誠心誠意、感謝の意が伝わる法事にしたいものです。

今回は返礼品の挨拶状を簡単に準備する方法と関連する予備知識をご紹介します。

 

挨拶状を簡単に用意するには

簡単に用意する方法としては

  • 葬儀場に依頼する。
  • ギフトショップに依頼する。

という2つの方法があります。

葬儀場については、挨拶状を用意してくれるかどうかまでサイトに細かく載せている所が少ないので、不安であれば事前に電話などで確認しておくのがベターでしょう。

ギフトショップについては、返礼品向けの商品を置いている場合、挨拶状の作成も対応してところが多いです。サイトにサービスの有無は書いていますのでチェックしておきましょう。

安心しましたね。法事はやることがたくさんありますから、手伝ってもらえるところは積極的に活用していきましょう。自分で用意しなくても失礼になることなんてありませんよ。

気持ちが少し軽くなったところで、ここからは返礼品に関わる基礎的な知識をご紹介していきます。法事について自信がなく不安な人は是非チェックして下さい。

 

法事の返礼品とは

返礼品には「会葬御礼」と「香典返し」の2種類があります。それぞれ意味合いが異なりますので注意が必要です。

会葬御礼とは

会葬御礼は、ハンカチやお茶、のりなど500円〜1,000円程度の品物と清めの塩にあいさつ状を添えてお渡しするものです。あいさつ状は、会葬へのお礼と書面でのあいさつになることへのお詫びのみを手短にまとめた葉書や二つ折りのカードを添えるのが一般的です。

お通夜や告別式などに参列してくれた人へ、感謝の気持ちを込めて贈るもの。弔問客全員に渡します。

香典返しとは

ご香典に対してのお礼として贈るもの。

私が頂いた初めての返礼品はバウムクーヘンでしたので、「なんだか結婚式みたいだな。」と思った記憶があります。後から知りましたが、返礼品にも色々とNGなどのルールがあるようです。

返礼品選びにお悩みの人はこちらの記事も併せてご覧になってみて下さい。

法事の返礼品選びが簡単になる!選び方ポイントとおすすめ5選

2021年2月22日

ちなみにご香典とは?

故人に対しての手向けとして、お香やお供え物に代わり送る金銭のこと。お金を入れる封筒の表書きに御霊前や御仏前と書いていることもありますが、この3つはほぼ同じ意味と思ってもらって大丈夫です。

 

返礼品を渡すタイミング

次に知っておきたいのが返礼品を渡すタイミングです。細かいことですが、これにもいくつかルールがあるので知らない人は要チェックです。

ここでは会葬御礼香典返しに分けて解説します。

会葬御礼を渡す

タイミングとしては、当日の行事が全て終わった後、最後に参列者を見送る時がベストでしょう。法事の早い段階で渡してしまっては参列者にとって邪魔になってしまうので、こちらもしっかり確認しておきましょう。

香典返しを渡す

香典返しの渡し方には

  • 法事当日に直接渡す(当日返し)
  • 後日配送で渡す

の2パターンがあります。

昔は法事の後に一軒一軒回って手渡しすることも多かったようですが、現在は親しい間柄でも住所を知らないということもあるので、当日直接渡す場合が多いです。

したがって、香典返しを渡す適切なタイミングをパターン分けして説明します。

法事当日に直接渡す(当日返し)

この場合は会葬御礼同様、当日の行事が全て終わった後、最後に参列者を見送る時がベストです。理由も同様になります。

この方法のメリットは配送料の負担がないこと、法事の後に手間を残さずに済むことなどが挙げられます。

後日配送で渡す

配送する場合、忌が明けた後に渡すのが適切です。

いつ忌が明けたことになるかは宗派によって異なり、

  • 仏式:四十九日の法要後
  • 神式:五十日祭り後
  • キリスト教式:昇天記念日後

となっています。

この方法のメリットは頂いたご香典の額に合わせて品物を変えられること、法事当日の手間を省けることなどが挙げられます。

ご香典だけを郵送で送ってくれた方など、直接香典返しを渡せなかった場合も配送になります。

 

挨拶状は直接渡すなら必要ない

挨拶状の役目は、その名の通り挨拶を伝えることにあります。返礼品を直接渡す際にきちんと挨拶できるのであれば、挨拶状を添える必要はありません。

挨拶状が必要になるのは返礼品を配送で送る場合のみです。

 

まとめ

  • 挨拶状は葬儀場かギフトショップに任せてOK
  • 返礼品を直接渡せるなら挨拶状はなくてOK

いかがでしたでしょうか。慣れないことだらけで不安もあると思いますが、上手く周囲と協力してきちんとした法事を迎えられるようにしましょう。あなたにとっても故人にとっても、良いものになることを祈っています。

 

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