家族の法事マニュアル:家族の法事にお香典は必要?金額はいくら?

法事は、亡くなった大切な人をしのぶ、おごそかな機会ですね。

ただ、現世で戦って生きる人にとって、けっこうお金のかかるものでもあります。とりわけ家族の法事となると、ついついあまえて、誰か頼れる人におまかせにしてしまいがちです。

それに正直なところ、気持ちはあってもいそがしくて列席できないこともありますね。

また、経済的に余裕がなくて、お香典を出すことも苦しい時もあるでしょう。

もちろん家族であれば、事情を話して相談すれば理解してもらえるとは思います。お香典も、冗談めかして「あるとき払いで気持ちだけ来てくれたらいいよ」と言ってもらえることでしょう。

ここでは、家族の法事について、お香典、列席のマナーなどについてご紹介します。まず最初に、率直に聞きたい話題の「お香典」から始めましょう。

 

家族の法事:家族・親戚もお香典を包むのがルール?

 

はじめにお話ししたように、法事には、お金がかかります。

たとえば、お坊様にお参りいただくのに、お布施、御膳料やお車代が必要です。

また、家族や親せきが集まるので、お茶や食事の用意、ときには、お座布団や、テーブル・食器など新調することもあるかもしれません。

レミ
今日は、先輩が、おしゅうとさんの法事で会社を休んでいたの。長男のお嫁さんなので、お金がかかって気が重いって言ってたわ。ふすまの張り替えまで業者に依頼したって。

日本には、昔からとなり近所でたすけ合う風習があります。田植えをしたり、稲刈りをしたりの共同作業があったからでしょうか。

お金がかかるときには、「少しでも協力させてもらいますよ」という相互扶助の意識が根付いているのです。

たとえ家計や住居を別にしている家族でも、いえ、家族だからこそ助け合う心が大事なのですね。

つまり、お香典は、「冠婚葬祭はおたがい様」の気持ちとともに存在するものなのですね。気持ちよく出させていただきましょう。

 

家族の法事:誰が取り仕切る?どこでする?

 

法事は、もとより、ご仏壇のある家ですごす家族の長(施主)が行います。

場所としては、自宅だけでなく、お寺、食事もできるような会館やホテルなどの会場で行うこともあります。

費用の負担は、各家庭の経済状況や日ごろの親しさによって、あらかじめ兄弟姉妹など家族で出し合っていたり、ということもあるようです。

たすけ合いの文化と、信心深い国民性のおかげで、法事をする温かい気持ちがすたれることなく維持されてきたのですね。

遠くに住む人も、里帰りの機会にもなるので、なるべくなら進んで列席されてはいかがですか。

 

家族の法事:いつあって誰が参加する?ずっと続くもの?

 

法事には一周忌、三回忌、七回忌、十三回忌と、年忌法要としていくつかの機会があります。

後になるほど、故人と関係深い人が少なくなったり、高齢化で列席者が少なくなったりして、しだいに行われなくなるようです。

また、三回忌までは、家族以外の人の列席もありますが、その後は、家族だけで行われることが多いでしょう。

どの法事についても、お招きがあれば列席させていただけばいいですし、大切な人に対する感謝やなつかしい気持ちとともに列席を申し出られても喜ばれるでしょう。

 

家族の法事:家族・親戚のお香典の金額相場と包み方

 

お葬式とちがって、法事の予定はあらかじめわかりますね。

数日後とかではなく、来年、再来年あるという長いスタンスでわかります。

少々大きな金額かもしれませんが、あらかじめ貯めておくといいですよ。

家族・親戚のお香典の金額の相場

 

家族の法事のお香典は、あまえが利くだけに、きっちりとルール通りにしようと考えると、はたと固まってしまいますね。

「あそこの家は気が利かない」などと言われたくないし、かといって、ない袖は振れないし。

親戚同士での申し合わせや、以前にいただいたときの金額に合わせることも多いようですから、それをふまえてわかる人に相談するのもよいでしょう。

お香典はおたがい様の相互扶助。そのうち助けてもらうこともあるだろうからと、すこしがんばる程度で良いのではないでしょうか。

 

故人との関係 法事の香典相場
両親・兄弟姉妹 1親等の近い家族 10000~50000円
祖父母・おじおば・おいめい 2親等〜3親等の家族・親族   5000~30000円
いとこ・その他の親戚 遠い親戚   3000~10000円
友だち・恩師・仕事関係者 近い他人   3000~10000円

 

一般に、学生さんの分は、親御さんと連名にして、別には負担しないことが多いようです。

また、社会人でも、収入の少ない若者の場合、収入に合わせて金額も少な目でというのが許されているようです。

レミ
冠婚葬祭の費用はあちこち重なると大きくなって、ピンチになる月もあるの。これからは、社会人として積み立て貯金をこころがけます。

法事のお香典の表書きマナー:宗教や宗派別のちがいは?

日ごろ、相手の宗教について触れるのにはタブー感があって、他人さまだとさらに聞きにくいことが多いですね。

その点家族・親族の場合は、宗教・宗旨についての情報は得やすいでしょう。

故人の宗旨に合わせたご挨拶ができるよう心配りしたいものです。

仏教 四十九日まで 御仏前・御霊前(浄土真宗以外)
四十九日以降 御香典 御香料 御供料
神道 御玉串料・御榊料・御神前
キリスト教 御花料

 

  • 仏教:宗派によって、法事のマナーが異なるので、事前に確認されるとよいでしょう。
  • 神道:宗派によって書き方が異なることはありませんが、榊(さかき)のあげ方など、事前に予習しておくと安心かもしれませんね。
  • キリスト教:法事法要にあたるものは、追悼ミサ(カトリック)と記念集会(プロテスタント)です。式の目的のちがいもあるようですので、くわしい人に相談されると良いでしょう。

法事のマナーについてカンペキを目指すと、宗教宗派によって、かなり気を遣うことが多くなって緊張しがち。マナーに配慮するのはもちろんですが、故人に対する気持ちが一番大切であるのには変わりはありません。

みんなで追悼させていただこうと、素直に列席されたらいいですよ。

加えて法事のお参りの後、お食事会「お斎」がありますが、出席する場合はさらに施主の負担が大きくなるので、3000円~5000円多めに包んだ方がよいようです。

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法事のお供え物は必要?何がいい?

 

法事にうかがうとき、お香典とは別に、お供え物を用意することが多いです。

お線香、ろうそく、花などが定番ですが、お菓子、くだもの、お酒なども選ばれますね。

目安としては、いたみにくい消えものというところでしょうか。

ただしお酒や肉などは仏事には避けるなど、宗教宗派によっては注意が必要な場合もあります。また当日持参のお花の場合は、活ける手間のないように、アレンジメントがいいようです。

法事のお供え物には、弔事用ののしをかけます。購入するお店でお願いすると、地方による慣習にも対応できて、まちがいがないでしょう。

 

法事にかかる費用の相場いろいろ

 

上記にお食事(お斎)参加のときは、お香典を多めに包む例をご紹介しましたが、施主さん側の負担として、どのようなものがあるのでしょう。

 

御布施 30000~50000円
御車料 5000円程度
御膳料 5000円程度
香典返し 半返しが一般的

当日返しの場合は、2000~3000円が多い

お食事代(御斎) 家族だけの場合:3000~5000円

友人等列席の場合:5000~10000円

引き物 3000円程度
その他 お茶・お菓子代など、諸々必要になります。

 

公民館やホテル・レストランなどが会場になる場合は、会場代や、寸志が必要になることもあるでしょう。

 

儀不斗
引き物って知っているかな。お供え物に対するお礼というとわかりやすいね。香典返しはお香典に対するお返しだから、別のものだよ。だから、両方いただいた場合は、両方をお渡しするんだ。

 

レミ
ほんとに、施主さんはたいへんね。きっちりお香典で協力しなくちゃね。

 

余談ですが、法事のお話

「三回忌って、まだ、ネクタイ黒だったような。」

今、こんなセリフで「結婚できない男」の再放送が始まりました。

久しぶりに親戚中が集まったお斎(法事のあとのお食事会)の席で、ちびっこがピョンピョン跳ねています。結婚はまだかねと説教するおじさんがいたりして。

次の日の会社場面で、同僚さんが「ぼくはそんなうるさい大家族には入りたくないね」と言って、このあと、冒頭のテーマソングに入りました。

 

これが、大家族の法事を象徴的に切り取る場面なのでしょう。

施主さんのご苦労を想像してしまいました。

 

まとめ

 

お香典には、たがいに助け合う趣旨があります。

家族間でも、施主の負担が大きくならないように配慮して、お香典を包みましょう。

ご家族・ご親戚で、亡くなった方の思い出を語り合う、良い機会になるといいですね。

 

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