法事に行かなきゃ!香典袋の入れ方のマナーとポイントを解説!

西園寺レミ
儀不斗さん、ちょっと、聞いてもいいですか?
儀不斗 渡創
レミ、どうしたの?
西園寺レミ
儀不斗さん、法事の時、香典を袋に入れる入れ方って、わかりますか?
儀不斗 渡創
わかるけど、レミ、法事に行くの?
西園寺レミ
そうなんですよ。いつもは母が行ってたんですけど、今、入院していて、私が急に代役をすることになったんです。どうせなら、断ってくれれば良いのに。
儀不斗 渡創
そうなんだ。でも法事に関しては、あらかじめ日にちを告げられるわけだから、事前に準備ができるよね。それを断るのは、マナー違反と思う人もいるよ。確かに、入院とか事故とか予測出来ないこともあるけど、基本的には、頑張って行くほうがいいね。それじゃ、香典を袋に入れる入れ方について説明するよ。

香典袋の入れ方のポイント

香典ってなに?

香典とは、故人に対する供養の気持ちを表すものであり、主に現金を香典袋に入れて、線香やお花のかわりとして、持参するものを指します。通夜、葬式の時の他に法事でも、持参するのが一般的です。これには、急な不幸で出費がかさむ遺族を経済的に支えるという意味もあります。

お札の入れ方と向き

まず、お札の表と裏についてですが、覚え方としては、人物が書いてある方が表になり、書いてない方が裏になります。また、上下は縦にした時に、左側の漢字で書かれている金額が上になり、人物像が下になります。ただ、これに関しては逆の説もあるので、あまり気にせず、とりあえず表と裏だけは忘れないようにしてください。

お札の入れ方は、香典袋を表側にした時、お札が裏を向くようにするのが、一般的なマナーです。お札を裏にするのは、お悔やみの気持ちから「顔を伏せる」という意味がこめられています。枚数が複数の時は、向きをきちんとそろえます。

お札の入れ方

●中袋がある場合
市販品にはたいていの場合、中袋があります。その時は、直接香典袋にいれず、中袋に入れてから香典袋にいれます。この場合は中袋の表側に対して、お札が裏側になるように入れます。

そして住所、氏名、金額を記入する欄がありますので、記入してください。ない時は、表面に金額、裏面に住所、氏名を記入してください。

●中包み(奉書紙)の場合
奉書紙が中包みの場合は、折り目に沿ってお金を入れるようにしますが、その時も中包みの表に対してお札が裏側になるように入れます。たたんでいった時に最後に折った紙が裏側になります。

記入欄がないので、表面に金額を記入し、裏面に住所、氏名を記入します。

●香典袋のみの場合
できれば中袋か中包みをしたほうが賢明ですが、どうしてもない時はそのままお札をいれます。表には名前を書きますが、忘れない様に金額と住所も記入してください。

新札を使ってもいい?

葬儀の時に関しては、新札はダメです。まるで、不幸を見越していたように思われてしまうので、用いないほうが賢明です。
※どうしても新札しかない時は、二つに折って折り目を付けてから使用します。ただし、汚れたお札や、破れたお札、しわだらけのお札なども失礼になるので、注意します。

新札がダメなのは、葬儀の時だけです。法事の時は、事前に分かっているので、新札を準備したほうがいいです。ない時は、普通のお札でも問題はありません。

お金を中袋に入れたら、外包みで包む

外包みを開き、内面が表に出ている状態で、中央に中包みを置きます。左、右の順番で外包みを被せ、下、上の順番で包み終えます。最終的に上側が、下側に覆い被さる形にして、真ん中に水引を入れると完成します。

香典袋は糊付けする?

基本的には、香典袋、中包み、中袋といろいろありますが、糊付けに関しては、すべてしないです。
※ただし、会社などの関係で連名でお金を包む時は、厚みが出る場合があるので、中身が出てしまわないように、軽く糊付けします。

西園寺レミ
儀不斗さん、私いつも悩むのが、外包みの上下がどっちだったかなんですよ。間違えると、大変でしょ?
儀不斗 渡創
確かに大変だよ。祝いごととは真反対だからね。そんなレミには、面白い覚え方を教えてあげるよ。友人に教わったんだけど実際に、僕もこれで覚えたんだよ。
覚え方
祝いは受けて、不幸は流す

祝いごとの時はめでたいことなので、ありがたく受け取るという意味で「受ける」。逆に葬儀や法事の時は、その悲しみを消し去るという意味で「流す」。祝いごとの時は、外包みの下側が上になって、ちょうど、受けているように見えます。逆に、上側が下になっている時はそれが流れているように見える。その形と意味を関連付けると覚えやすいです。

西園寺レミ
なるほど、確かに覚えやすいかも。儀不斗さん、ありがとうございます。

香典はどうやって持って行く

香典袋はそのまま持って行かず、ふくさに包んで持って行くのがマナーです。金封タイプの二つ折りが一般的です。間違えないようにするのが、祝いごとの時は右開きのものを用いますが、葬式や法事などの時は、左開きのものを使います。袋になってないものの場合は下記をご参照してください。

 

香典の表書きあれこれ

香典袋の表書きについても、宗教によって違ってきます。

●仏教の場合—–四十九日までが「御霊前」、四十九日以降が「御仏前」もしくは「御佛前」。これは仏法の考え方で、四十九日までに亡くなった人が仏様になるということから、四十九日までは「霊」を使用し、四十九日以降は「仏」を使用するのです。他にも、「御香典」や「御香料」を使用する場合もあります。

●浄土真宗の場合—–浄土真宗は死後すぐに仏になるという考え方のため、「御霊前」はなく、「御仏前」だけです。「御香典」や「御香料」は使用できます。

「仏教だけど、宗派なんて知らないわ」という人は、「御香典」や「御香料」など無難なものを選んだ方がいいです。

●神式の場合—–「御神前、御玉串料、御榊料」など仏教にはない特有の書き方があります。他に仏教で使う「御霊前」も使用できます。

●キリスト教の場合—–「御花料」「御霊前」を使用します。同じキリスト教の場合でも,プロテスタントでは、「御霊前」は使用しません。代わりに「志慰料」という書き方もあります。

何で書く
仏教では、四十九日までは、薄墨で書き、四十九日以降は黒の濃い墨を使用します。これは「悲しみの涙で、墨がにじんでいます」という意味だと言われます。四十九日以降は忌明けになるため、濃い墨でもいいとされます。

他の宗教に関しては、細かな定義がないため、一律で濃い墨と覚えておくとよいです。

金額相場は?

故人と血縁関係がある場合は、10,000円~30,000円が目安です。ただし、法要の後、食事がある場合は、その分を見越して少し多めに、20,000円~50,000円包むようにします。中には100,000円を包む人もいますが、自分の状況も考えた上で、無理のない範囲にします。

夫婦で参加する時は、食事がある場合と同額の20,000円~50,000円を包みます。食事が付くと、30,000円~60,000円包みます。

※大抵、親族間の場合は前にもらっていることも多いので、その金額を見た上で、判断するようにします。また、他の親族の人とあまりにも違い過ぎるのも問題になるので、事前に話し合って決めておくことも必要です。

一般的な付き合いの場合は、5,000円~10,000円くらいの間が妥当です。例えば、組内の場合だと、事前に金額が設定されているということもあります。(3,000円~5,000円程度)その場合は他の人に合わせたほうが無難です。

ただし、とてもお世話になっていて、多くしてあげたいと思う時は、少し多めの10,000円~30,000円くらいで包むといいです。

4」や「9」は縁起の悪い数字なので、避けます。特に会社などの関係で、一つの香典袋に多くの人がお金を出す場合は、注意が必要です。もしも「4」や「9」になってしまったら、お金を足すか引くかして避けてください。

西園寺レミ
儀不斗さん、数字も書くとき難しい字を書くんじゃなかったですか?確か母が前の時に私に聞いてきたことがありました。わからなかったんで答えられなかったんです。
儀不斗 渡創
そうだね。難しい方の数字なんて、普段書くことがないから仕方ないよ。法事に行ったことのあるお母さんでさえ、毎回悩むくらいだから、レミが悩むのは当然だよ。数字の書き方についても、ちゃんと教えてあげるよ。

漢数字の書き方と袋の種類

漢数字の書き方

1=壱 2=弐 3=参 5=伍 7=七(ごく稀に漆) 10=拾 100=百 1000=仟または阡 10000=萬

円を圓と書く場合もある。中袋には金額などを記入する欄が印刷されていることのほうが多いですが、その時は横書きになっていることが多いので、アラビア数字でも問題はありません。しかし、気にする人も中にはいるので、横書きでも漢数字を使っておく方が無難な時もあります。

袋の種類

仏教の場合—–黄白 黒白 双銀の水引きを使用する。形は結び切り、もしくはあわじ結びを使用します。また、蓮の花の付いているものは、仏教専用なので使用できます。

5千円くらいまでは、水引きが印刷されたものを使用します。1万円以上になると、水引きが付いているものを使用します。双銀は5万円以上の時に使用します。金額と袋もちゃんと合ったものを使用するのがマナーです。

神道の場合—–黒白または双銀の水引きを使用する。形は仏教と同じ、結び切り、もしくはあわじ結びを使用します。また、蓮の花の付いたものは、使用することができません。

お金の入れ方としては、仏教と同じ感じでいいです。

キリスト教の場合—–十字架の絵が付いたもの、または白い封筒、もしくは不祝儀用ののし袋を使用します。蓮の花の付いたものは使用できません。キリスト教の場合、金額で袋を変えるということはありません。

西園寺レミ
なるほど。儀不斗さん、香典を持って行く先の宗教については調べておいた方がよさそうですね。いつもながら凄く勉強になりました。

まとめ

●香典袋の表に対して、お札は「裏」となるように入れます。

●法事の時のお札は新札を使用します。

●香典袋に糊付けはしません。

●香典袋は金額に合ったものを選びます。

●香典はふくさに包んで持参します。

●香典袋も表書きも宗教に合ったものを、事前に調べて、用意します。

法事に行くことはあまりないかもしれませんが、何も知らないで適当に行動をしてしまうと、間違った行動をしてしまうことになりかねません。基本的なマナーとポイントをしっかりと押さえて、いざという時に役立ててください。

 

【徹底厳選】もう迷わない!!オススメギフト専門サイト

おこころざし.com
香典返しや、法事・法要返しに特化した専門オンラインショップです。カタログギフトをはじめ、仏事の返礼にふさわしいタオル、食品等を多数ラインナップされており選ぶことができます。 おこころざしの三大サービスとして「挨拶状」「のしがけ」「送料」の無料サービスを実施していたり、出産・結婚等と異なり事前に十分に準備できるものではないためお急ぎの方でも、安心して依頼することができます。またマナーコンテンツなども充実しているため、情報だけでも十分に利用できるサイトです。  
スポンサードリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です