妊婦さんにとって、夏は1年で一番つらい季節ともいえます。
というのも、妊娠すると体温が普段以上に高くなるため、夏はたくさん汗をかきます。
妊婦さんは夏では、日中は
- 涼しい
- 通気性がいい
服装を心がける必要があります。
更に、暑いからといって、冷たい水を沢山飲んでしまうと、身体を冷やす原因にもなり、あまりよくないのです。
なので、おなかにいる大切な赤ちゃんを守るためにも、夏は妊婦さんにとって特に注意が必要な季節なのです。
しかし、法事関係の行事は時期を選んではくれません。
真夏でも参加しなければいけないときもあるのです。
そんな中で、妊婦さんも参加することもあるかもしれません。
ただでさえ妊婦さんにとって厳しい夏。
さらに、法事も参加しなければいけない。。
そのような状況を乗り切るために少しでも妊婦さんのお役に立てられる記事になりましたら幸いです。
Contents
おさらいしよう!法事のときの女性の服装マナー

「法事」と一概にいっても、○回忌かによって、服装のマナーも変わります。
その中で、法事によっては「平服でお越し下さい」と言われるときもあるので、逆に何を着ていけばいいの?と困ることもあるのではないでしょうか。
基本的には、
三回忌までは喪服の着用が一般的です。
しかし、七回忌以降では、「平服」でもOKと言われる場合もあります。
平服は普段着るような私服ではなく、「黒や濃紺などのダークカラーで控えめな服装」といって、略喪服を指す場合が多いです。
法事に参加する際は、まずは○回忌の法事か、そして服装に関する記載が案内にあるかどうか確認をしておきましょう。
夏は半袖でもOK?
夏場で暑いからといって、やはり「露出」は避けた方が無難です。
五分袖から七分袖ならあたりなら問題がないでしょう。
短めの袖を着る際は上着などを羽織りましょう。
ストッキングの色は?
季節に関わらず、基本的に法事に参加する際のストッキングの色は黒色を着用します。
夏場でも肌色のストッキングや生脚はNGとされています。
妊婦が参列する際に注意すべきこと

「お腹の子を連れていかれる」などの言い伝えがあり、年配者の中には「妊婦は法事に参列しない方がいい」という方もいます。
しかし、生前にお世話になった方が大切な子供を連れていくことなどがないので、最近では、妊婦でも気にせずに法事に参列して構わないと考えられています。
そのため、たとえ、妊婦であっても法事に参列する場合があります。
法事の服装に関して
基本的に、一般的に参列する女性と同様に、平服の場合でも、黒やダークカラーの服を選ぶようにしましょう。
しかし、妊婦なので、体を締め付けないゆったりしたワンピースが良いと言われています。
喪服の場合は、マタニティ用の喪服を用意しておくといいでしょう。
大事なのは無理をしないこと!
妊婦さんが正座をするのは大変で、長い間正座をしていると、足が痺れて動けなくなったりすることがあります。
そんな状況で大切なのは、「普段とは違う」ということを肝に命じて行動することです。
妊婦さんは、いつ体調が悪くなるかは特に予測ができないので、具合が悪くなってきたら、正直に伝える勇気が必要です。
故人を偲ぶ気持ちも大切ですが、何よりも大切なのは、「お腹に宿っている命」ですからね。
妊婦の法事の参加には鏡は必要なの?

Q.妊婦が法事やお葬式に参列しても問題ありませんか?
故人が赤ちゃんを連れ去ってしまう・・生まれてくる赤ちゃんにアザができる・・由来は不明ですが、いずれも迷信であるといえます。気になされる方は参列するときに”お腹に手鏡を忍ばせる”といった方法が古くからの言い伝えです。葬儀への参列は精神的・身体的に負担がかかるため、妊婦は行かないほうがいいとの言われもあります。法事への参加は問題ないですがくれぐれも体調の管理にはご注意ください。
引用:生活葬祭センター
お葬式やお通夜に参列する際、妊婦さんは鏡をお腹に当てておくと良いという言い伝えがあります。
実は、鏡は昔から魔除けの効果として、小さな手鏡を外側に向けて腹帯などにはさんでおけば悪いことを跳ね返すという言い伝えがあります。
しかし、法事(法要)は、冠婚葬祭でいう「祭」にあたり、故人の冥福を祈るために行うものなので、法事に鏡は必要ないという人も多いです。
結論として、法事に参加する際は鏡は不必要ですが、そういった言い伝えが気になる方は用意をしておくといいでしょう。
何よりも第一優先すべきなのは、お腹の赤ちゃんですからね。
まとめ

妊婦さんが法事に参加する際、基本的に服装のマナーは一般の女性の服装と変わりません。
しかし、体調面をいつも以上に考慮をする必要があるのが妊婦さんです。
特にただでさえ妊婦さんにとって辛い夏場での法事の参列となれば、慣れない服装を身にまとう上に周りにも気を遣うとなれば、想像以上に身体に負担がくるものです。
その中で、なによりも大事にしてほしいのが「お腹の大切な赤ちゃん」です。
予想外の体調の変化によって周りの方へ迷惑がかかることもあるかもしれませんので、法事前にまずは事情をしっかり周りに説明をしておきましょう。
- 無理をしないこと
- しんどい時は周りを頼ることを
- 一番大切なのは「お腹の赤ちゃん」
ということを肝に銘じて参列しましょう。
どうしても体調が優れないときは、欠席することを選択肢として考えておきましょう。
しかし、欠席を決断された際は、その後の付き合いもあるので、まずは周りの方からの理解を得るようにしましょう。
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