法事の案内状が連名で来たときは!?返信はがきの書き方紹介!

夫婦の方や、子供のいる方など、家族連名で法事の案内状が届いた場合、返信はがきはどう書けばいいのでしょうか。

連名での返信は複数人の出欠情報を書き込む必要があるので、どうしてもわかりにくい表記になりがちです。特に「パートナーは出席、自分は欠席」など、出席者と欠席者が両方いる場合が難しく、書き方に悩んでしまいますよね。

誰が出席なのかわかりづらい書き方では、施主の方も困ってしまいます。施主の方は準備に大変忙しくされているので、迷惑をかけないようにしたいものです。

そこで今回は、連名での返信はがきの書き方について調べてみました。

 

案内状が連名の場合、返信はがきの書き方

早速、案内状が連名で届いた場合の返信はがきの書き方について、詳しく見ていきましょう。

  • 夫婦(家族)揃って出席
  • 出席者と欠席者がいる
  • 全員欠席

この3パターンに分けて説明していきます。

夫婦(家族)揃って出席の場合

出席にまるをします。返信はがきの名前記入欄に、出席する家族全員の名前を書きましょう。名前を書く順番は夫、妻、子どもの順番です。名字は一人分(夫の分)だけにします。

案内状のあて名に「御家族様」などと書かれていることもありますが、その場合も出席する全員の名前をしっかり書くのがマナーです。家族全員の名前が書かれていなくても、返信はがきには出席者全員の名前を明記することで、出席人数がはっきりわかります。

余白があれば「家族三名で出席させていただきます。当日は皆様とともに、〇〇様のご冥福をお祈りさせていただきたく存じます。」などと添えましょう。

施主は準備に忙しいでしょうから、少しでもわかりやすく書くことが相手への思いやりですよね。

出席者と欠席者がいる場合

家族内で出席者と欠席者がいる場合、出席にまるをした上で、名前記入欄には出席する者の名前のみ書きましょう。欠席者の名前は書きません。

余白には「あいにく妻と娘は都合がつかず、申し訳ございませんが夫の〇〇のみの出席とさせていただきます。」などと添えて、文章でも誰が出席するのかがわかりやすくなるように心がけてください。

全員欠席する場合

夫婦二人とも、または家族全員で欠席する場合は、欠席にまるをした上で名前記入欄に欠席者全員の名前を書きます。

名前を書く要領は全員出席の場合と同じです。名前を書く順番は夫、妻、子どもの順番です。名字は一人分(夫の分)だけにします。

余白には「ご遺族の方と共に〇〇様のご冥福をお祈りしたかったのですが、やむを得ない理由で都合がつかず、家族三名とも欠席させていただくことをお許しください。」などと書き、お詫びの気持ちが伝わるようにしましょう。

 

法事の返信はがきの基本マナー

法事の案内状が届いた場合、その返信はがきは以下8つの基本マナーを守って書いていきましょう。

法事の返信はがきの基本マナー
      • 一文字消すときは右側を上、左側を下とした斜め二重線で消す。二文字以上消すときはたて二重線で消す。
      • 出席の場合「御出席」の「御」の字をめ二重線で消して、出席にマルをする。「御欠席」をたて二重線で消す。まるをつけるだけでなく、その下に「させていただきます」「いたします」などと追記すると、より丁寧。
      • 欠席の場合「御欠席」の「御」の字を斜め二重線で消して、欠席にマルをする。「御出席」をたて二重線で消す。まるをつけるだけでなく、その下に「させていただきます」「いたします」などと追記すると、より丁寧。
      • 「御住所」の「御」の字を斜め二重線で消す。また、「御芳名」の「御芳」をたて二重線で消す。
      • 表面に記載されている施主の方の氏名と住所「〇〇行」の「行」の字を斜め二重線で消し、その左横に「様」と書き添える。
      • 施主は出欠を確認してから料理などの手配を行うので、速やかに返信するのがマナー。
      • 筆記用具は毛筆や筆ペンが良いが、なければボールペンでも問題ない。法事はあらかじめ日取りがわかっていることから、インクの色は黒もしくは͡濃墨を使う。薄墨は突然の訃報に使うものなので、法事の返信はがきには使わない。
      • 電話で返事を伝えても良いが、返信はがきが同封されていた場合は必ずはがきも投函する。

余白があれば一言添えるのが好ましいでしょう。裏面に十分な余白がないのに、無理やり書く必要はありません。

出席の場合、「ご案内いただき誠にありがとうございます。ご法要当日は皆様とともに、〇〇様のご冥福をお祈りさせていただきたく存じます。」「御供養させていただきます。」など、簡単なご挨拶や申し添えを一言書き込むのが一般的です。

欠席の場合もお詫びを書いて残念な気持ちを伝えるのがマナーです。

「ご案内いただきまして誠にありがとうございます。ご遺族の方と共に〇〇様のご冥福をお祈りしたかったのですが、やむを得ない理由で都合がつかず、欠席させていただくことをお許しください。」「やむを得ぬ事情で法要を欠席させていただきたく存じます。申し訳ございません。」などと書くと良いでしょう。

 

家族全員が法事を欠席するときは

誰も出席できないときは、あらためて詫び状を送るのが理想的です。法要の前までに届くようにし、詫び状と共に御仏前、供物料、供花などを送りましょう。

最近は供物料として現金を送ることが一般的です。不祝儀袋に包み、現金書留で送りましょう。その際には「御仏前」の表書きがを用いることが多いですが、宗教や地域によっても違いがありますので、施主に合わせて書きましょう。

金額は5000円程度を包むのが無難と言えます。

家族内で出席できる人が一人でもいる場合は、詫び状など、このような用意はしなくて良いでしょう。電話でお気持ちを伝えるだけで十分です。

 

まとめ

連名の案内状の返信はがきについて、様々な書き方を紹介してきました。お悩みは解決しましたか?

連名で届いた際に大事なのは、誰が出席するのか、欠席するのかわかりやすくすることです。連名の難しさはわかりにくくなってしまうことが難しい点です。

書き方だけでなく、余白に書くひとことでも、誰が出席するのかわかりやすい文章を書くことが施主への心遣いとなります。書いた返信はがきがわかりやすい内容になっているかどうか、チェックしてみてくださいね。

 

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