私の友人は最近、仕事の都合で石川県に引っ越しました。彼には奥さんがいて、この引っ越しを機にこれからのライフプランをファイナンシャルプランナーに相談することにしたそうです。
どれだけ貯金していくか?保険をどうするか?そして最後に、葬儀にかかるおおよその費用の話になり金額を聞いた友人とその奥さんは驚きました。
なんと、石川県は想像を絶するほど葬儀費用が高いということでした。
でもそれ以上に2人は、そもそもどんな葬儀社が石川県にはあるのか、良さそうな葬儀社の候補を何社か見つけたとして、何を基準に葬儀会社を選べばいいのか分からずに、2人ともファイナンシャルプランナーの前で固まってしまったそうです。
結婚していれば特に、葬儀は人生において避けては通れないです。
けれど、なんだか不謹慎な気がするし見積もりは少しおっくうですよね。しかもこの夫婦は引っ越したばかりなので不安もあると思います。
そこで、あなたが今石川県に住んでいても、住み始めたばかりでも分かりやすくオススメの葬儀会社を4社紹介します。また、葬儀会社を選ぶ上でのポイントも解説しますのでぜひ参考にしてください。
石川県の葬儀のしきたりも実際に葬儀を挙げたとき必要になるので、そちらも参考にしてください。
Contents
石川県の葬儀会社オススメ4選

まずは、石川県のオススメ葬儀会社とそれぞれの葬儀会社の特徴とプランを紹介していきます。
葬祭式典シオタニ
特徴
- 金沢市内に13館の貸切葬儀会館がある
- 経験豊富な葬祭ディレクターが在籍しているため、安心して葬儀を任せることができる
- 入会金10,000円で月々の掛け金不要の「メモリアル倶楽部」に加入すれば、さまざまなサービスや割引を受けられる
- 入会金10,000円のみで月々の掛金不要
- 家族が万が一のときに見舞金を受け取れる。(12万円~24万円)
- 貸衣装が2割引
- メモリアル倶楽部カードでシオタニの協賛会社の特典がある。
- 介護・福祉機器のレンタルや購入の相談ができる
プラン
1,800,000円(税別価格)
祭壇の生花の飾り付けが、どのプランでもとても美しくてそれぞれにこだわりが見られ、資料請求してみたいなと純粋に思うようなプランばかりでした。
セレモニー会館兼六
特徴
- 明治30年創業の100年以上の実績と経験があるから安心
- 納棺から通夜、告別式など全て一貫して担当スタッフがつきっきりなので安心。また、途中で担当スタッフが変わることがないので急な変更にも迅速に対応できる
- 互助会会員になると、開館使用料金が50%割引になる
Eコース 2,000円×90回=180,000円
E3コース 3,000円×60回=180,000円
プラン
1,100,000円~(一般税込価格)
- 550,000円~(一般税込価格)
- 880,000円~(一般税込価格)
葬祭式場は、セレモニー会館兼六・寺院・公民館・集会場・自宅など自由に選べます。
納棺から通夜、告別式など一貫して担当スタッフがつきっきりで、担当スタッフが変わらないと言うのはとても安心できる葬儀会社ではないでしょうか。
家族葬のともか
特徴
- 金沢市の藤江ホールでは、1日1組貸切の家族葬専用ホールがあり、ゆったりと最後のお別れをすることができる
- 金沢藤江ホールは、県道114号線に面しアクセスに最適で、県立病院にも近く、迅速に遺体を迎えに行ける
- 「ともか会員」により様々な特典が受けられる
- 入会金・年会費が無料
- 「火葬式のともか」の式場使用料無料
- 葬儀前もその後も安心のフォロー
- 人形供養祭が会員無料などのたくさんの特典
- 仏壇・位牌を会員価格で買える
プラン
祭壇・棺・旅支度(死装束)・遺影写真など必要なものが全てセットされ、香典返し・死亡後の手続き・供養・法要・遺品整理・相談の無料のアフターサポートまでついた一式費用が
748,000円(一般税込価格)
638,000円(会員税込価格)
一般葬と同じく葬儀に必要なものを全て含み、無料アフターサポートがついて
495,000円(一般税込価格)
418,000円(会員税込価格)
葬儀に必要なもの一式と無料アフターサポートがついて
363,000円(一般税込)
308,000円(会員税込)
火葬式に必要なもの一式と無料アフターサポートがついて
132,000円(一般税込)
99,000円(会員税込)
ホームページを見ると、すごく清潔感のある施設でメディアにも多数紹介されている葬儀社のようでした。価格も家族葬に特化されているので、比較的安いです。
セレモニーホール香苑
特徴
- 宿泊施設(45畳)・駐車場150台完備・席数最大300席と大規模な葬儀にも対応可能。
- 厚生労働省認定ディレクター1級資格者が、葬儀に関するサポートをしてくれる
- If共済会会員(かほり会会員)になると、基本埋葬料の10%弔慰金が共済会から給付される
- 一家族入会金10,000円で生涯会委員
- これは月会費がかからずにさまざまなサービスが受けられる
- 会員は、ホール使用料半額
- 基本埋葬料の10%が弔慰金が給付される
- 葬儀の生前予約制度がある
- 棺・花環(はなわ)・生花・かご盛・さまざまなお供物が5%割引
プラン
以下プランは税別価格です。
- 祭壇
九谷コース 360,000円~
白山コース 560,000円~
立山コース 770,000円~
富士コース 960,000円~ - 使用料(通夜・葬儀) 100,000円~(会員価格50,000円)
- 祭壇生花 150,000円~
- プラス葬儀オプション
- 祭壇 300,000円~
- 使用料(通夜・葬儀)90,000円~(会員価格45,000円)
- 祭壇生花 100,000円~
- プラス葬儀オプション
- 棺一式120,000円~
- 使用料(通夜・葬儀)50,000円(会員価格25,000円)
- プラス葬儀オプション
参考:セレモニーホール香苑
価格設定も細やかで、ホームページも見やすく安心感の強い葬儀会社だと思いました。
葬儀会社を選ぶポイントは何?

オススメの葬儀会社を4つあげました。でも、葬儀会社を選ぶ上でのポイントは何でしょうか。
そもそも葬儀会社は公的な資格などが必要なく、国や地方公共団体への許可・届出が不要です。つまり、特殊な資格を習得せずに誰でも「葬儀会社」を名乗って営業ができるということで、葬儀プラン・費用・サービスは本当に様々です。
葬儀会社を選ぶときに、大前提として故人や遺族の価値観に合った葬儀を行える葬儀社であるかで選びましょう。葬儀会社を選んでいく上でのポイントをここから解説します。
- 葬儀会社を選ぶタイミング
- 必ず複数社に資料請求しよう
- 葬儀スタイルと費用
自分や家族が納得できる葬儀スタイルは小規模か、大規模かを相談しましょう。大規模ならば、互助会に入会したら費用がお得になる場合もあります。
逆に家族のみで行いたければ、参列者の人数も限られ飲食接待費などが抑えられるため、結果的に葬儀全体の費用も抑えられます。葬儀スタイルが決まれば、予算に合ったプランを選んでいきましょう。
- スタッフの対応の質
葬儀の準備で多忙な中で、葬儀スタッフの存在は本当にかけがえのないものですが、残念ながら丁寧な説明がないせいで請求額が思いのほか高くなったという事例や、途中で担当が変わり急ぎの注文に対応してくれなかったという事例などがあります。
資料請求の段階ではこの判断が難しいため、口コミも十分に確認した方が良さそうです。ネットで検索すれば様々な意見が見られます。
- 葬儀を行うエリア
まず、どこで葬儀を行うかも重要です。相場はもちろんのこと、葬儀場の立地や駐車場スペース菩提寺や火葬場までの距離をはっきりさせることで、細かいところまで諸経費を割り出せます。
石川県の葬儀の相場はいくら?
知っている方はここでおさらいです。石川県金沢市のある地域では、一般葬の費用相場は約223万円で、家族葬の費用相場は、約113万円です。
一方、全国平均は一般葬で約187万円、家族葬が約90万円で全国平均と比べても石川県の葬儀費用は高いということがわかります。ちなみに、石川県が属する中部地方は葬儀における平均費用が130万円と全国的に最も葬儀にお金をかけます。
ここで質問です。あなたは石川県の葬儀のしきたりを知っていますか?万が一に備えてここで押さえておいて損はありません。次のトピックで説明しましょう。
葬儀の喪主は全身白!?石川県の葬儀の気になる「しきたり」

このトピックでは、石川県の葬儀の「しきたり」を解説します。ちなみに、石川県は浄土真宗の信仰が熱心な県で、「南無阿弥陀仏(なむあびだぶつ)」を唱えます。
他力念仏(たりきねんぶつ)という日々の修行によってではなく、念仏で阿弥陀仏(あみだぶつ)への感謝をたたえて極楽往生を果たすという教えが特徴の一つです。
しきたり
- 葬儀の喪主は白い服装
出棺のとき喪主が「白装束(しろしょうぞく)」になることがあります。ただし、これは和装の時に限られ洋装の時はブラックフォーマルです。西洋化が進む明治時代以前は、故人の白装束と同じように白い喪服を着て式に参列しました。
- 葬儀は故人の供養のために行わない
- 枕元に一膳飯・枕団子・守り刀は用意しない
- 死者に死装束(しにしょうぞく)は着せない
- 受戒(じゅかい)・引導(いんどう)の作法はない
- 戒名(かいみょう)はなく、法名(ほうみょう)が授けられる
- 出棺のときの「釘打ちの儀」は行われない
- 清め塩はしない
ただし、地域によっては塩とぬかを一緒にかけて清めるところもあるようです。
- 香典袋の表書き
香典袋の表書きは、「御霊前」ではなく「御香典」もしくは「御仏前」と書きます。浄土真宗では、四十九日の忌明け(いみあけ)という遺族が喪に服す期間に死者の魂がこの世に残っているという概念をそもそも持ちません。
- 焼香の作法
まず、焼香代の前に立ったら一礼。右手の親指・人差し指・中指で抹香をつまみ、香炉へくべる。次に、数珠を左手にかけふさを下にして、両手で挟むように合掌します。
そして、遺影を向いたまま2・3歩さがり再び遺影に一礼し、遺族と参列者にも一礼し席に戻ります。しかし、文章ではわかりにくいと思うので下の動画も参考にしてください。
- 使ってはいけない言葉
もちろん、「しきたり」も「マナー」も石川県の中でも地域差があります。ですが、上で説明したものが全てではなく、知っている事も知らない事もあったのではないでしょうか?
まとめ

石川県は、全国平均と比べても葬儀費用が割高ですが、この記事で取り上げた葬儀会社4社だけでも料金や葬儀ホールへのこだわり、互助会割引の差までいろんなところに面白い違いがありましたね。
また、石川県ならではの葬儀のしきたりも興味深かったのではないですか?もし時間ができたら、ネットで葬儀の見積もりにトライしてみてはいかがですか?簡単ですし、案外人生を見つめ直すきっかけになるかもしれません。
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