時代とともに変化していくものもあれば変わらずに残り続けていくものもあります。ですが形は変わりながらも、人の気持ちや心は残り続けていくものだと思います。
していただいた事への感謝のお返しはその最たるものかと思います。
香典返しといえば昔はその場でお渡しするものでしたが、近年はカタログギフトにより欲しいものを選んでいただくという新しい形のお返しの仕方が流行っているようです。
カタログに載っているものならばすでにお支払いしている形になるので、選択して申し込んめば希望の品物が送料無料で自宅まで届くという物です。


昔とは違って今はアレルギーの問題とかいろいろあるからね、個人に選んでもらってその人の欲しいものを受け取って貰えたほうが喜んでもらえるでしょう?
そういった色々な面を含めて、流行ってきているみたいだね。
しかし、冠婚葬祭はマナーの厳しい世界であり、宗教問題など背景が複雑な問題もあります。私の葬儀屋の友人のY君は「宗教ごとに本当に、ルールやしきたりがあるから儀式と言うのは面倒くさくて大変だ」と言っておりました。
そこで今回はカタログギフトの魅力とマナー的にどうなのか?というあたりについて、ご紹介して行きたいと思います。
Contents
カタログギフトの最大のメリット!商品代と送料は既に支払い済み!


カタログギフトはあらかじめ商品代金と発送費用が、そのカタログを買った時点で支払われているものになります。
そのためその中にあるものならば、1つだけどれでも好きなものを注文して貰うことが出来るという代物です。
値段や価格など、カタログギフトのシステムにもよって1つか2つまでなのか違いはありますが・・・。
ただ送料と商品代が既に払われていて、どれを選んでもご遺族の負担が変わらないというのも気持ちよく好きなものを選びやすいというのは大きいメリットですね。
それではメリットを並べてみましょう。
【メリット】
・気兼ねなく選びやすい。
・選べる数が豊富で選ぶ楽しさ、選択の自由がある。
・アレルギーの問題など個人に配慮ができる。
・二世帯家族など複数人数で出席、香典を出した場合、複数同じものを貰い余らせてしまうことがない。
(別々のものを頼むことができる)

「不祝儀は残さない方がいい」という考えから、一般的に香典返しには「すぐ使ってなくなるもの」を贈るとされているよ。
肉・魚は宗教的な影響などもあるのか、古くから避けられることが多いけれど、その考えが多いから基本的に食品をお返しとして渡しすることが多かったんだよ。定番は西園寺さんの言う海苔とか、いまだとお茶漬けとかもあるね。

「日本人ならお茶漬けやろう!」とラモス氏も熱く吼えた奴だね。

誤解のないように、ラモス氏の発言は決して香典返しの中身のお話じゃないですからね!
香典返しのカタログギフト!マナーについて!

冠婚葬祭、特に葬式に関しては日本人は宗教的宗派マナーも加わって特に面倒なお話になります。ご遺族に関しては葬式だけじゃなく、葬儀が終わった後も初七日や四十九日や周期的に死者を弔う儀式があるので本当に大変なものとなります。
そういう世界なので、当然冠婚葬祭に関してはマナーは本当に気をつけなくては行けない話です。
ではカタログギフトという物に関して、忙しい時間を調整して香典を持ってはせ参じてくれた参列者に対して、カタログだけ手渡して終りというのは失礼じゃないのか?という問題です。
こちらに関しては最終的に受け取った側の心情の問題になります。マナーとしてはなんら問題は何一つありません。
なぜなら、このカタログギフトの香典商品を扱っているのは大手の高島屋を始めとする冠婚葬祭のプロフェッショナル、専門家で長年にわたり厳しいマナーの世界で商売をしてきた専門店たちです。
宗教的背景を研究、監修して問題ないとして扱っている商品です。マナーの点、宗教的、冠婚葬祭における儀礼的観点で言うなら落ち度は探すほうが難しいでしょう。

そこを見落として売り出すようなお店なら、大手になんてなっていないだろうし日本を代表するお店になんてなれていないでしょう。
選ばれるにはそれだけの理由と実績、そして信頼があるんだよ。
つまり、最終的には受け取った側の心情の問題です。これだけは万人に受けいれられるというのは難しい問題です。
肉が好きな人もいれば、嫌いな人もいる。全員を納得させる方法を見つけるのは難しいですが、カタログギフト自体は豊富な商品を扱っているので、満足させる幅は広いお返し物であると言えます。
大手高島屋で見る香典返しカタログギフト!

今や香典返しにカタログギフトを用いるのは人気が出てきており、沢山の弔事の専門業者が力を入れています。
価格帯も様々で、沢山の品が選べるようになっています。また香典返しとなるとまとまった数が一度に入って売れるわけですから、割引も大きい場合があります。

高島屋は値段の幅も広いし品揃えも広いと評判のお店だね。
カタログギフトは3千円未満のものから1万円と、予算などに応じて単価から選べるんだよ。
また中にはギフトマナーのサポートにも力を入れているお店もあるので、それぞれのお店ごとに特色や持ち味があります。
たき新というお店は創業40年の実績を生かして、様々なサポートに取り組んでいるようです。
カタログギフトを香典返しに利用する際は様々なお店と特徴を見比べてみるのもいいですね。
- 高島屋の香典返しカタログギフト価格帯の広さと、品揃えの多さで評判が抜群ですね。
- 伊勢丹の香典返しカタログギフトファッションのお店ですが、香典返しにも力を入れているようで専用サイトを設けています。
- 三越の香典返しカタログギフト高給老舗百貨店の名前の通り高品質で、高齢者などの年配層に好まれる商品の扱いが多いです。
それぞれ大手を上げましたが、カタログギフトに力を入れている催事屋は沢山あります。中にはたき新のようにサポートなどにも力を入れて、不慣れな客層を取り込もうと魅力をアピールするお店もあるので、是非余裕のある間に沢山のお店を見比べたり調べたりしてください。

いざ身内の不幸や肉親の不幸があってから探そうとなると、病院もご遺体を保管してくれないので、てんやわんやになります。
そして結局斎場をもつ葬儀屋を呼ぶことになり、遺体を預かってもらい、あれよこれよといううちに香典返しやら葬式の規模やら通夜ぶるまいやらなど、あわただしく決まってしまいます。

生きてる間に香典返しを見るのも不謹慎かもだけど、落ち着いてじっくり見るタイミングとしては今というかご健在な間しかないという事だねー。
まとめ
カタログギフトは今や冠婚葬祭や催事において、主流の返礼の仕方になりつつあります。勿論、昔のままのがいいという心情的問題の方もいるでしょう。
ですがアレルギーの問題も年々増えてきている中、個人の選択の自由をもってして、感謝の気持ちを最大限に示して相手に満足いただける形の最高のお返し物は何と言ってもカタログギフトですね。
どれを選んでも商品代金、送料がかからない。そのカタログを持っている時点で、どの商品を選んでもいいんです。
香典返しにカタログギフトがお勧めな理由を振り返ってみる。
- 送料無料でカタログ内のどれを選んでもいい。
- 冠婚葬祭のプロフェッショナルが監修しているので、マナー的問題は完全クリア。(ただし個人的心情は別)。
- カタログギフトを香典返しに考えたいなら、余裕のある間に見比べて候補を考えておこう。

入院している病院にもよるのかも知れないけれども、大きな病院でも亡くなったらご遺体を置いておく事ができないとなります。
すぐ引き取り先を探してくれと、病院の提携先の葬儀屋を呼びたがって葬儀屋が来てからはジェットコースターのように、葬儀屋のグループで葬儀から装飾から調度品など揃えるコースに乗ります。

あー、それ10年前に私の友人のT君がおじいちゃんの葬儀でエライ目にあったって話してた奴と同じパターンだ。

まあさすがに今の葬儀屋でカタログギフトの取り扱いがないなんて、遅れてる業者はいないとは思うのだけど・・・。
たまにとんでもない時代遅れのところがあるから、断言はできないよね。
時代が変わってお返しの仕方やルール、ものや形が変わっても人の心や感謝の気持ちなど変わらない、変わってはいけないものはあります。
心からの感謝をしめすカタログギフト、香典返しに考えてみてはいかがでしょうか?(お年寄りが多く田舎住まいで、注文するのが大変、文字が見えないなどそういう配慮はあってもいいと思います。)
この記事が誰かの役にたちますように。
【徹底厳選】もう迷わない!!オススメギフト専門サイト
おこころざし.com
香典返しや、法事・法要返しに特化した専門オンラインショップです。カタログギフトをはじめ、仏事の返礼にふさわしいタオル、食品等を多数ラインナップされており選ぶことができます。 おこころざしの三大サービスとして「挨拶状」「のしがけ」「送料」の無料サービスを実施していたり、出産・結婚等と異なり事前に十分に準備できるものではないためお急ぎの方でも、安心して依頼することができます。またマナーコンテンツなども充実しているため、情報だけでも十分に利用できるサイトです。
へえー、昔みたいにご立派な箱に海苔とかお茶漬けとかじゃなくて今は選べるのかー。