香典返し、親族や知人から高額なお香典!相場は?商品券はあり?

突然訪れる悲しい知らせ。

故人が身内ともなると、葬儀の手配や親族・友人への連絡、喪主や喪家としての務めなど、悲しむ間もない程慌ただしくなりますよね。

そして四十九日法要が終わった後には香典返しを贈らなければいけません。

古くから慣習や文化、マナーなどの思いやりやおもてなし、気遣いといった心遣いを大切にしてきた日本人。香典返しにもその心が深く関わっています

時代の流れとともに変化していったり、薄れていったものもあります。とはいえ、送り手と受け取る側の捉え方の違いなど、相手を思って良かれとしたことで非常識と思われてしまうのは嫌ですよね。

友人の話になりますが以前身内を亡くし喪家になった際、普段関わりの少ない年長の親族から高額の香典をいただいたそう。その時に香典返しでとても苦労された様で、冠婚葬祭に対する知識の無さや、日頃の関心低さに後悔していたようでした。

そんな事もあり改めて、慣習やマナーなどについて考えさせられました。そこで今回は高額のお香典をいただいた時に気をつけたいことや、最近人気が高くなっている商品券を香典返しで贈る時の注意点などを掘り下げてお話ししていきます。

儀不斗
今回もギフトの達人、儀不斗渡創が解説のお手伝いをします!
この記事でわかる事
  • 香典の相場や由来
  • 香典返しに商品券はありなのか?
  • 商品券を贈る時に気をつける事

こんな方におすすめ

  • 高額なお香典をもらい香典返しで悩んでいる人
  • 香典返しに商品券を検討している人
  • 香典返しで商品券を贈る時に何を気をつけたら良いか知りたい人

 

お香典の相場や由来について

皆さんは香典の相場ってどれくらいか知っていますか?また、どんな意味があるのか由来などを知っていますか?

香典の相場や意味を知ると、香典返しについてもどのように贈れば良いのかが少し見えてくるかもしれませんよ。

お香典の相場

相手との関係性や続柄、さらには香典を用意する側の年齢によっても金額は変わってきます

儀不斗
傾向としては、関係性や続柄が近い、年齢が上がるほど金額も上がっていきます。

もう少し具体的に説明していきます。

故人が両親の場合、20代で3万円〜10万円。30代で5万円〜10万円。40代以上は10万円ほど。

故人が祖父母の場合、20代・30代で1万円〜3万円。40代以上になると3万円〜5万円ほど。

故人が叔父叔母の場合、20代で1万円、30代40代では1万円〜3万円ほど。

故人がそのほかの親族である場合、20代で3000円〜1万円。30代で3000円〜2万円。40代以上では3000円〜3万円。

故人が職場の上司や同僚などの場合、20代で5000円、30代40代で1万円。

故人が知人の場合も20代で5000円、30代40代で1万円ほど。

という額が一般的な相場となっています。これはあくまでも一般的な相場であって、住んでいる地方や関係の深さなどによっても差があることがあります。

ですが、上記からもわかるように親族からのお香典は1万円〜5万円である事が多いため、20代では3万円以上、30代以上では5万円を超えたお香典は高額であると考えて良いように思います。

会社関係者、知人の場合は1万円を超えたお香典は多く包んで頂いたという認識で良いでしょう。

儀不斗
20代は社会に出て間もないという認識のため、お香典のお金額もほかの年代に比べ少なくても良いというのが一般的です。

香典の由来って?

香典の由来には諸説ありますが、そのひとつに相互扶助というものがあります。

「四十九日」や「喪に服す」という言葉は聞いた事がありますよね。昔は今よりもっと厳格なもので、人が亡くなると災いや穢(けが)れを広めない様に遺族は四十九日の間、外へは出ずに家にこもらなくてはいけなかったそうです。

しかしその間にも弔問客やお坊さんなどはいらっしゃるので、食事などふるまいをしないといけません。そうした時に近所の人などが食べものを持ち寄って振舞ったり、遺族の食事としていたんだそう。

そうしたことから始まり、現代ではお金を包む事が多くなりました。

 

高額のお香典。香典返しに商品券はあり?

香典返しは一般的に半返しと言われています。しかし、相場よりも高いお香典をくださった場合、葬儀代やこれからの生活の足しにして欲しいという気持ちでくださっている事がほとんどです。

高価な香典返しを期待して相場より多く包むということは考えにくいですよね。

その様な場合に半返しでお返しをしてしまうと厚意を無駄にされたと思わせてしまい、かえって失礼になる事もあるんです。

香典返しは「不祝儀あとに残さない」という考えから「消えもの」と言われるお菓子やお茶、消耗品などが一般的ですが、最近は商品券を贈ることも多くなってきています。

しかし商品券を贈る場合は、贈る相手など少し注意が必要です。

儀不斗
贈る品物も、相手の年代や贈り主から見て目上かどうかなど、配慮する点があるんです。

高額のお香典を頂いた時は相互扶助の意味合いが強いと思いますので、上記でも説明したように半返しはかえって失礼になります。この場合は4分の1〜3分の1程度を目安に考えます。

例えば10万円のお香典を頂いたとします。そこから4分の1となると2.5万円。お菓子やお茶などの消えもので2.5万円分用意するって大変ですよね。

高額のお香典を頂いた時に香典返しとして商品券は人気となります。好みなどに左右される事がなく、贈った相手の好きなタイミングで好きなものを買える事が好まれる理由の1つです。

しかしこの商品券、額面がはっきり書かれている「金券」です。使い方もほぼ現金と変わらないためお金をそのまま返されたと受け取られる事もあるのです。

頂いたお香典に対して現金をそのままお返ししたら、とても失礼ですよね。

儀不斗
下手に品物を贈るより、良かれと思ってした事が相手を不快にさせていたら・・・。それは本意ではありませんね。

ではどうしたら良いのか?贈る相手に配慮が必要なんです。

基本的に、自分より目上の方に現金を差し上げる事って無いですよね。商品券も現金に近いものなので目上の方に対しては控えたほうがいいでしょう。

また、年配の方へも商品券は控えたほうが無難です。ご年配の方たちが現役でご活躍されていた頃は、今よりももっと慣習やしきたりがはっきりしていた時代です。そういった時代に、さまざまな経験をされてきた方にとって商品券による香典返しは、そう受け入れられるものでは無いはずです。

感謝の気持ちを伝える香典返しで商品券を贈ったら、面倒ごとを適当に片付けたと思われてしまうかもしれません。

そして先ほど、会社関係者や知人からのお香典が1万円を超えるような場合は多く包んで頂いたという認識で良いでしょうとお話ししました。しかしこの場合の香典返しは2500円〜3000円程となります。それを商品券で用意すると2枚〜3枚となります。

これではあまりにも露骨になってしまいますよね。2500〜3000円の香典返しは種類も多いので選ぶのにも困りません。このような場合は商品券ではなく品物やカタログギフトなどが望ましいですね。

商品券を贈るなら1万円以上のお返しとなる場合の方が良いでしょう。

商品券を贈る相手として、親しい間柄の人や若い世代の方などであれば、失礼に当たる事がなく喜んでもらえる事が多いでしょう。

儀不斗
親しい間柄であれば、商品券を贈っても良いか、確認を入れるとより良いですね!

「商品券を贈るのは控えておこうかな。でも、代わりになる香典返しの品が見つからない。」という方は、カタログギフトを検討してみてるのもいいかもしれないですね。

こちらの記事でカタログギフトについても詳しく説明していますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

商品券を贈る時のその他の注意点

商品券は贈る相手だけでなく、贈る時にも注意点や配慮した方がいいことがいくつかありますので紹介していきます。

商品券の種類

商品券にはさまざまな種類があります。

JCBやVISAなどが発行しているカード系の商品券や百貨店やイオンなどが発行しているものもありますし、お米券やこども券、外食の時に使えるジェフグルメカードなどもあります。

商品券を贈るといっても、外食を普段しない方にジェフグルメカードを贈ってもなかなか使う機会が無いかもしれません。

同じように、百貨店が近くに無い、百貨店ではほとんど買い物をしないという方に全国共通百貨店商品券を贈ってもタンスの肥やしになってしまうだけかもしれません。

せっかく無駄にならないように、喜んでもらいたいという気持ちで商品券を選んだのにそれでは本末転倒ですよね。

そこで、そうならないためにも、今回はクレジット会社が発行している商品券をお勧めします

例えばJCBギフトカードなら、百貨店やショッピングモール、アウトレットモールなどでも使えますし、飲食店や電気屋さん、ホームセンターなどでも使えるので、わざわざ商品券を使うために遠くまで足を伸ばす必要もありません。

普段のお買い物や、ちょっと買うのが億劫だったけど商品券があるから買おうかな。なんてちょっとしたお買い物にも使えるので使い勝手は1番だと思います。

儀不斗
加盟店なら全国どこでも使えるというのはポイントが高いです!

また、使える場所が限られている商品券でも、よく百貨店でお買い物されているなど相手のことを知っていれば、そういった商品券を贈ると喜ばれますね。

額面は小さい金額で用意する

商品券の種類によってお釣りが出るもの、出ないものがあります

お釣りが出ないタイプの場合、例えば3万円分の商品券を1万円3枚で用意すると一度に1万円以上買い物をしないと損をしてしまいます。

なので、商品券を贈るのであれば1000円を30枚など、額面が一番小さい金額のもので用意したほうが使いやすいですよね。

儀不斗
こうしたちょっとの心遣いが出来ると素敵ですね。

自分で発送する場合は書留で送る

商品券を自分で発送するのであれば、追跡確認ができて万が一の時は損害補償される簡易書留または一般書留をお勧めします

商品券は普通郵便でも送る事はできますが、配達されなかった時の補償はありません。

5万円以内の商品券であれば、5万円を限度に実損額が補償され引き受けと配達の記録が確認できる簡易書留が良いでしょう。一件392円からで送る事ができます。

5万円を超える商品であれば、実損額が補償され引き受けから配達までの過程が確認できる一般書留で送りましょう。一件512円からで送る事ができます。

また、商品券は現金ではないため、現金書留で送る事はできませんので注意してください。

儀不斗
届いた、届いていないと言ったトラブルを避けるためにも書留を使うと安心ですね。

お礼状や挨拶状など一言添える

商品券を贈答用に化粧箱に入れてもらったり、包装や掛け紙をしてもらったとしても商品券だけが届くのは何となく気持ちのいいものではありませんね。

長文でなくてもいいので、葬儀へ参列していただいたことやお心遣いをいただいたことへのお礼を添えて贈ると相手も不快に思う事はないでしょう。

儀不斗
感謝の気持ちが伝わるよう配慮できると良いですね!

お礼状についてはこちらもご覧になってみてください。

香典返しのお礼状、友人や親戚相手で文は変わる?例文と解説!

2019年6月10日

商品券プラスαで贈る

「商品券が良いと思うけど、商品券だけっていうのもなあ。」という時はプラスαで贈るのはどうでしょうか。

本来、品物をいくつも贈るのは不幸が重なると考えられ、積極的にオススメはしません。

しかし最近では即日返しが主流になってきている事もあり、即日返しの場合は高額のお香典を頂いた際には忌明け後に改めて香典返しをする事もあり、2つまでであれば明らかなマナー違反にはなりません。

商品券プラスちょっとしたお菓子やお茶などを一緒に贈るとお返しという印象が強まりますね。

お菓子の香典返しについてはこちらも参考にいかがでしょうか。

香典返しの品物はお菓子で決まり!!相手別パーフェクトガイド

2019年6月9日
儀不斗
小さなお子さんがいるお家などは、届いてすぐ食べられるお菓子などが一緒だとより喜ばれますね。

 

まとめ

今回は高額なお香典を頂いた時のことについてお話ししていきました。

香典返しってそう何度も経験する事ではありませんし、経験せずに済むならそうにこした事はないですよね。

でもその時は突然訪れるものです。故人や遺族に泥を塗らないよう、最低限のマナーは身に付けておきたいものですね。

この記事が読者の皆さんのお役に立てれば幸いです。

この記事のポイント
  • 香典には相互扶助の意味合いもある
  • 香典返しは半返しをすると無礼になる事もある
  • 香典返しで商品券を贈る時は年配や目上の人は避ける
  • 商品券は1万円を超える香典返しの時が良い
  • 商品券は相手の使いやすいものを選ぶ
  • 額面の小さい種類のもので用意する
  • 商品券にはお礼状を添えるとさらに良い
  • 自分で送る際は書留で送るのが望ましい
 

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