コロナ禍で法事開催の新常識とは?クラスターを防ぐ対策について解説

近年、新型コロナウイルス感染拡大防止の影響でライブやコンサート、会食などの多くの人が集まってのイベントが制限されていますよね。

その状況下での法事の開催についてはなかなか判断が難しいところがあると思います。確かに法事では遺族を中心に親族や知人などが集まり、僧侶による読経や参列者による焼香などが行われます。また法要のあとには参列者が集まって「お斎(とき)」と呼ばれる会食を行うこともあり、クラスターが発生しやすい状況になっています。

そこで今回は、コロナ禍で法事を行う際にクラスターを発生させないポイントについて解説していきます。

こんな方におすすめ

  • クラスターを防ぐ3密回避の手段について知りたい
  • コロナが落ち着いた後への法事の延期はありなのか知りたい
  • 今はやりのオンライン法事について知りたい

 

気になる方はぜひお読みください。

クラスターを防ぐ3密回避の手段について

法事でクラスターを防ぐための手段として3密の回避があげられます。

ご存じだと思いますが3密については

1.密閉空間(換気の悪い密閉空間である)
2.密集場所(多くの人が密集している)
3.密接場面(互いに手を伸ばしたら届く距離での会話や発声が行われる)

引用:新型コロナウイルス感染症への対応について(高齢者の皆さまへ)

となっています。

ということで3密を回避する手段としては

密閉空間を避ける

密閉空間を避けるためには広い空間で法事行う、室内の換気を良くする ということがあげられます。

また、寺院に相談して一周忌を本堂で法事を行うということも視野に入れてみてはいかかでしょうか。広くて人と人との間隔を空けられる上、天井も高いです。個人宅に比べて、密閉空間になりにくいです。

私の友人が住んでいる地域の寺院では、建具を開け、換気扇を回し、参詣者も僧侶もマスクを着けて間隔を空けて座ります。茶菓の接待はやめ、消毒にも力を入れているそうです。

密集場所を避ける

密集場所を避けるためには参加人数を絞るということが重要です。

その為、大きな法事は行わず家族だけで開くことを基本にして、ほかの親戚の方は、お墓に参ったり、法要の時間に合わせてそれぞれの自宅で手を合わせたりしてもらうのが望ましいです。新型コロナで大変な時なので、親戚の方も分かってくださるはずです。

密接場面を避ける

密接場面を避ける方法としては手洗いを頻繁に行う、会食を避けることが重要です。

アルコールを設置して参加者に除菌を行ってもらうのはもちろんのこと、マスクを外して食事を行った後参加者にコロナ感染者が出た場合、マスクを外して会食を行っていた参加者は濃厚接触者に認定される可能性が大なので極力会食はさけ、行うにしても黙食を心掛けるようにしましょう。

 

コロナが落ち着いてからの法事の延期は基本的にはNG

このご時世ですから法事をコロナが落ち着いた時期に延期しようと思う方もいると思いますが基本的には法事の延期はNGとなっています。

  • 四十九日
  • 一周忌
  • 三回忌

などの年忌法要は、故人の命日にも関係しているため、いつでも良いというわけではありません。そのため、可能であれば法事法要は日程にあわせて行った方が望ましいと言われています。

ただし、今回の新型コロナウイルスの感染拡大を防止するというように、やむを得ない事情がある場合は、延期もやむを得ません。 それぞれの宗派や地域、寺院によっても考え方は異なりますので一度法事を行う寺院などへの相談をお勧めします。

 

今話題のオンライン法事とは?

最近ニュースなどで感染リスクを負わずに法事法要を行う方法として、、インターネットを介して行う法事が現在注目されています。

以前から、インターネットで法話を行ったり、悩み相談などを受け付けている寺院やお坊さんもいましたが、今回の新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、より多くの寺院や僧侶がインターネットを活用して、法事法要に取り組もうという動きがあります。

実際に、パソコンやスマートフォンを使って、セミナーやミーティングをオンラインで開催するアプリ、Zoomを活用して法事を行ったり、故人のための法事の模様を撮影し、YouTubeの限定公開で、ご遺族にURLをお送りするなどしているようです。

法事法要をインターネットを通じて行えるかどうかは、菩提寺に確認する必要はありますが、 こうしたインターネットを活用した法事法要のかたちは、新型コロナウイルスの影響で今後、広がっていく可能性があります。

 

まとめ

いかかがでししたか、今回、法事を開催する際にクラスターを発生させないポイントについて見てきましたが、ポイントは3密を避ける、法事の延期は基本的にはNGオンライン法事の開催も視野に入れる等になります。

新型コロナウイルスの影響で日常生活のみならず法事などのイベントにも新しい生活様式を取り入れていくことが大切です。みなさんで新しい法事様式を作り上げていきましょう。

今回の記事が皆様のお役に立てれば幸いです。このサイトではお葬式に関する様々な情報を発信していますのでよろしければ他の記事もご覧ください。

 

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