「お葬式が終了後にお世話になった方の訃報を知った」
「年賀状で訃報を知った」
というのはよくあることですが。
最後にお別れを言いたいけれど、その際の、「マナーはどうするの?」「服はなにを着ていけばいいの?」という人もいるかと思います。
弔問する際の、どうしたらいいのに答えたいと思います。
必ず必要となると思いますのでしっかりと確認しましょう。
Contents
いきなりお伺いしていいの?
ご遺族にすれば、急に人が来るわけですから、いきなりお伺いするとご迷惑になります。
・ 自分の名前を名乗る
・ 故人との関係を簡単に言う
・ お伺いする日時
ご遺族はあなたのことを全く知らない場合もありますので上記のことをしっかりと伝えましょう。
また、お伺いする日時は、自分の都合を押し付けず、ご遺族のご都合を第一とし、ご都合が悪い場合はあきらめましょう。
弔問するのはいつ?
弔問は、お葬式が終わって落ち着くおよそ三日後から四十九日までが良いとされています。
ご遺族の気持ちを考えるとあまり早すぎてもお葬式の後片付けで忙しいでしょうし、あまりにも遅くなるともう一度準備をしたり、亡くなった悲しみを思い出すことにも繋がったりします。
また、四十九日を過ぎて、どうしても故人とお別れがしたい場合もあるかと思います。そういった場合も伺っていいかどうかしっかりと確認しましょう。
喪服で弔問していいの?
弔問に伺う際には、「喪服」はやめましょう。
「平服」がいいとされています。
遺族の方は故人との別れの悲しみや思い出を葬儀で区切りをつけ、日常生活に戻っていますので、葬儀の大変さや辛さを思い出せないためにも喪服はやめましょう。
- 服装・・・スーツ、ジャケットにスラックス
- 服の色・・・紺色、グレー、茶色など地味な色
- 髪の毛・・・黒が好ましい
- 装身具・・・結婚指輪以外の華美なものは避けましょう。
- 靴やかばん・・・シンプルなものにしましょう。
- 服装・・・ワンピース、アンサンブルスーツ
- 服の色・・・紺色、グレー、茶色など地味な色
- 髪の毛・・・黒が好ましい、長い髪やパーマがかかっている髪は目立たないように後ろでまとめましょう。
- 装身具・・・結婚指輪以外の華美なものは避けましょう。
- 靴やかばん・・・シンプルなものにしましょう。
- 化粧・・・シンプルメイクにしましょう。
持っていくものは?
御香典、手土産、お供え物を持参します。
御香典の表書きの書き方は
- 「御霊前」・・・忌明け~四十九日まで
- 「御仏前(御佛前)」・・・四十九日以降
とするのが、一般的です。
手土産は必要ないと言われていますが、花や果物をお供えして喜ばれると思います。
花も白色中心のシンプルなものがよく、故人が好きな花などがあればお供えしてもいいですが、それ以外の華美なものは避けましょう。
また、あまりにも大きいものだと場所をとるので、喪主に事前に確認を取ったほうがいいと思います。
私が今までで一番喜ばれたのは「お線香」です。
今考えると、必ず使うもので、値段も適切だったからかもしれません。
差し控える言葉は?
弔電の際に差し控える言葉(表現)がありますので、事前に確認しておきましょう。
「忌み言葉」は、不幸が続くことを想像させるので、使ってはいけません。
「直接的な言葉」は「死亡」「死去」「亡くなる」は、「ご逝去」「他界される」「急死」「事故死」は、「急なこと」「生存中」は、「ご生前」などと言い換えましょう。
日頃はあまり使わない言葉なのでいざ使うとなると難しいと思いますが、ご遺族のためにもしっかりと確認しましょう。
弔問時の礼儀作法は?
ご都合を聞く
ご遺族のことを第一に考え必ず電話にてご都合をしてお伺いしましょう。
お線香を上げたいけれど、もしご遺族が「お気持ちだけいただければ」ということなら、その時は断念しましょう。
葬儀に参列した知人などに作法を聞く
宗派によりお線香の上げ方、やり方が違う場合がありますので、話を聞いてみましょう。
お悔やみの言葉を伝えます
「ご愁傷さまです」[お悔やみ申し上げます」とお悔やみの言葉を述べます。
また、このときにもう一度お線香を上げたいことを伝えるとより丁寧だと思います。
仏壇の前でお線香をあげます
1. まずはご挨拶
ご遺族に一礼します、膝頭で仏壇の前まで進んだ後、座布団に正座をし遺影に一礼します。
2. お線香に火をうつす
ろうそくに火をつけて、その後お線香に移し、手であおいで消しましょう。
3. お線香を香炉に立てる
お線香を香炉に立てます。寝かせて置いても問題ありません。
4. 合掌する
おりんは、お経を読むときに鳴らすものなので、鳴らすのはNGです。
5. 最後にもう一度一礼をする
合掌をした後、遺影に一礼し、膝頭で後退したあとご遺族に一礼します。
6. お香典などを渡す
お香典などをお渡ししましょう。
この後、故人との詳しい関係や思い出を二分から五分ほどお話して、いろいろな思い出があるかと思いますが、あまり長居しないように帰りましょう。
まとめ
後日弔問をする際に、いちばん大事なのは、ご遺族のことを一番に考えて「ご都合」や「服装」、「言葉」、「作法」に気を配ることです。
あまり、長々と自分の気持ちや残念さを伝えたりせず、お線香を上げ、少々話したら、すぐにおいとましましょう。
普段あまりないことですが、必ず必要なことなのでしっかりとマナーを守って、故人にお別れの挨拶をしましょう。
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