葬儀で飾る祭壇の意味と種類は?祭壇の選び方と費用を解説

いきなりですが質問です。葬儀で使用する祭壇についてご存知ですか?祭壇を飾る意味はあると思いますか?

私は、友人から葬儀で飾る祭壇の値段が結構高いという話を聞いたことがあります。ぶっちゃけ、祭壇って派手に飾る必要があるのかな?と疑問持っています。

もし、あなたが葬儀を執り行うことになった時、祭壇の選ぶ基準はどうしますか?

本記事の内容まとめ
  • 祭壇の意味について
  • 祭壇の種類とは?
  • 選び方ポイント
  • 費用

記事を読んで、ご自分に合った祭壇選びができるようわかりやすく解説していきますね。

 

葬儀で飾る祭壇の意味とは?

葬儀を執り行う上で、決めなければいけない内容に祭壇があります。

故人をお見送りするために大切な祭壇の意味を知っていますか?

近年では、故人のイメージに合った祭壇作りやご遺族様の願いを込めた祭壇作りが増えてきました。

祭壇は、葬儀の際に正面に設けられた装飾壇のことです。故人の遺影や供物を飾り、祭壇の周りの供花で飾ります。意味としては故人を偲ぶという意味があります。

以前は白木で組まれた祭壇が一般的とされ、ほとんどのお葬式でこの祭壇が使用されていました。
祭壇は宗派によって種類が異なるほか、葬儀の形が多様化する現代においては、たくさんの生花で送る花祭壇が人気を博しています。

引用:葬儀における祭壇とは?祭壇の役割と花祭壇が近年注目されている理由

芸能人の方がお亡くなりになられた時、よくニュースなどでお花がたくさん飾られている祭壇が映っている事がありますよね。

それだけ、遺族や関係者の方の思いがこもっていて、最後のお見送りのために準備されているんだと思いました。

 

祭壇の種類

祭壇の種類や宗派による祭壇を紹介します。宗派によって、飾りなどの違いがありますので、ぜひ参考までにご覧ください。

白木祭壇/仏式祭壇

引用:葬儀における祭壇とは? 祭壇の役割と花祭壇が近年注目される理由

白木祭壇は日本の葬儀でもっとも一般的な祭壇となります。よく、葬儀などで見かけますね。

一部の宗派をのぞき、仏式での葬儀で使用されます。

一般的に祭壇の中央に遺影が飾られ。その周辺に生花が飾られます。白木祭壇は、都度作られるものではないので、葬儀屋さんからのレンタルが便利です。

注意
白木で作られている祭壇でも、配置に関しては宗派によって、細かく決められている場合があるので確認してくださいね

日蓮正宗祭壇

引用:日蓮正宗祭壇・友人葬祭壇

日蓮正宗の宗派では、「花の美しさは永久的に続くものではなく、いずれ枯れて、散ってしまう」とし枯れることがなく、散ることもないしきびを飾ります。

これは、日蓮の教典に書かれている内容で、しきびの香気は邪気を払い、不浄を清浄にする力があるとされています。そのことから、祭壇で飾られるようになりました。

神式祭壇

引用:祭壇の種類ごとの意味と飾り

神式祭壇の特徴は、飾り物とお供物にあります。

祭壇には、三種の神器のレプリカを飾ります。

  • 八咫鏡(やたのかがみ)
  • 天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)
  • 八尺瓊勾玉(やさがみのまがたま)

お供物として神饌物(しんせんぶつ)を供えます。

  • 海の物
  • 川の物
  • 山の物
  • 季節の物

祭壇上段の中央に鏡を置き、両脇に刀と勾玉を五色旗に吊るして置きます。遺影は、鏡より下に置くのが基本です。

キリスト教祭壇

引用:宗教による祭壇の違い

キリスト教の葬儀は、教会で行われるので、教会の祭壇に飾り付けをするのが基本です。

教会によって、決まりがありますので祭壇を決める際は、神父様(カトリック教)牧師様(プロテスタント)に相談して決めましょう。

友人葬祭壇/創価学会

引用:宗教による祭壇の違い

「友人葬」というあまり聞かれない葬儀の名前ですが、創価学会で執り行われる葬儀の呼び方です。

祭壇は、樒(しきみ)もしくは白い花で飾られますが、最近は両方飾ることも多くなってきています。

上記で紹介した祭壇は、一部の内容です。祭壇を調べると、まだまだ細かい内容で祭壇の種類がありましたよ。宗派によって、祭壇の飾り方や供物、祭壇の形が違っていてすごく興味深い内容でした。

 

葬儀で飾る祭壇の選び方

葬儀のお花

種類はたくさんあるのだけど、結局何を基準に選べば良いのか疑問ですよね。後悔しないよう選ぶにはどうすれば良いでしょうか。

葬儀の準備や親族の連絡などで、忙しく祭壇をゆっくり選ぶ時間がないこともあるかと思います。

そこで、ここからはわかりやすく、ポイントを説明していきたいと思います。故人も親族も納得いく祭壇を選べるといいですね。

選び方のポイント
  • 故人の希望に合っているか?
  • 予算に無理はないか?
  • 祭壇の価格相場をリサーチする

故人の希望に沿っているか

故人が生前好きだった花を使ったり、生前愛用していたものを飾ったりするなど、故人に合わせたオリジナルの形式でも問題ないそうです。故人が信仰していた宗派の祭壇を選ぶのもポイントになってくるでしょう。

予算に無理はないか?

故人を思い、豪華な祭壇を作りたくても予算面で厳しい場合もあると思います。祭壇の価格相場は後ほど詳しく説明しますが、あらかじめ大まかな予算を把握することも大切になります。

祭壇の価格相場をリサーチする

前もって、祭壇や葬儀費用の価格をリサーチしとくと、選びやすくなるでしょう。ご自身の住んでいる地域の葬儀会社を検索し、祭壇の値段を把握するとより具体的に予算を決めることができると思います。

最近は、伝統的な祭壇ではなくオリジナルな祭壇も選ぶことができるので、葬儀会社のアドバイスを聞きながら、納得いく祭壇を選べるといいですね。

 

葬儀の祭壇価格相場

引用:公営斎場生花祭壇70プラン

それでは、みなさんが一番気になるであろう価格のお話をします。祭壇の費用は思った以上にかかると聞いたこともあり不安を感じる方もいるかと思います。

ここでは、代表的な祭壇の価格相場を説明していきます。

白木祭壇の価格相場

白木祭壇の値段は、大きさによって値段が変わってきます。

小さいもので10万円

大きいものだと100万円以上かかることもあります。

葬儀社のプランや、付帯品などの内容で表記が異なるので、しっかりと確認しましょう。

生花祭壇の価格相場

生花祭壇とは、宗教を問わず利用できる祭壇で、近年とても人気があります。

祭壇の価格は約30万円〜となっています。

注意として、生花を使用しているため、季節や天候、葬儀を行なう時期で価格変動があります。例えば、故人の好きなひまわりをどうしても飾りたいとなった場合、季節が合わないなどの問題が出てきたり、追加料金が必要になるケースもあるそうです。

神式祭壇の価格相場

神式でよく使われる八足祭壇の費用は、約30万円〜となっています。

白木祭壇と同様で、大きさによって価格が変わってきますので、しっかりと考えて選ぶことをお勧めします。

キリスト教式祭壇の価格相場

故人がキリスト教徒で通われていた教会あれば、価格は約30万円〜になります。

こちらは、地域・宗教者の考え・葬儀社により異なります。

以上が価格のまとめです。地域や葬儀社によって価格は変わってきますので、ご自分の住われている地域で調べて、比較検討するとより具体的に祭壇の予算を組むことができると思います。

 

まとめ

どんな、宗教でも故人を思い見送りの場を作る祭壇には、意味があると知りました。しかし、祭壇1つで30万円ほど必要とは、結構なお値段だと私は思いました。

そして、宗派の違いで選ぶ祭壇の種類の多さにビックリしました。種類・値段・故人の希望・遺族の願いなど祭壇を選ぶ際大切なポイントがあると思います。

故人の意思も尊重しつつ、予算や宗派、地域の伝統などを踏まえた上で、祭壇選びができるといいですね。

 

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