お葬式の予定って急に入ったりしますよね。
そんな時、「あれ?どんな格好で何をもっていったらいいのー!!」ってなりませんか?私の友人はそうでした。
しかし友人ははこの悔しさをバネに多くの冠婚葬祭に関することを勉強し、詳しくなりました。今回はそのような友人の悔しい思いをした経験も交えて、お葬式に参列する際の持ち物に焦点を当ててお話をさせて頂きますね。
・お葬式に参列に必須の持ち物は何?
・当日の持ち物は借りてもいいの?
・持ち物のマナーってなんだろ?
・あったら便利な物ってある?
Contents
お葬式に参列する際の必須の持ち物
今から書く「6つの物品」は、私が最初につまづいた物です。お葬式参列には必須の持ち物ですので忘れずに持って行って欲しい物になります。何回も見て確認して参列してくださいね。心配な方は印刷してお使いください。
- 香典
- 袱紗(ふくさ)
- 数珠
- ハンカチ
- 財布
- バッグ
香典
香典は、お通夜か葬儀のいずれかに持参します。どちらにも参列する場合は、お通夜に持参するのが一般的です。
香典袋や表書きの種類は宗派によって違うので、故人に合わせて選びましょう。もし故人の信仰がわからない場合には、シンプルなデザインの香典袋を選び、表書きは「御香典」または「御霊前」と記載するのが無難です。
また、香典袋に入れるお札が新札だと、故人の不幸を予期して準備していたように見える可能性があることから、新札は使わないのがマナーです。
HAPICO[お通夜・葬儀・告別式]持ち物リスト&服装マナー

<こちらの補足も要確認!>
宗教によって変わる香典の書き方早見表 | |||
お通夜 | 葬儀 | 法事・法要 | |
キリスト | 御花料 | 御花料 | 御花料 |
仏教 | 御霊前 | 御霊前 | 御仏前 |
浄土真宗 | 御仏前 | 御仏前 | 御仏前 |
神式 | 御神前 | 御玉串料 | 御神前 |
袱紗(ふくさ)
香典は直接かばんに入れず、袱紗に包んで持参します。これを使う事により、相手への敬意を伝えることができます。特に紫色は、慶弔両用に使用できるので、一つ持っていると便利です。
お店に行ったけど、良い物がなかったという方にお勧めの商品があります。それは、マグネットホック付きの袱紗です。口もしっかり閉じられますし、見た目もスマートです。
また、わざわざ買うのは少しお金がもったいないという方や、お葬式が少し先で時間に余裕のある方はレンタルを使ってみるのはいかがでしょうか。
Cariruやモダン装美などのレンタル業者が値段も明確に提示しており好感が持てました。Cariruはおしゃれな袱紗が置いてあり若い世代に喜ばれそうなものが多くありました。
モダン装美は幅広い年代が使えそうなスタンダードな袱紗が置いてありました。
買うにしても借りるにしてもお葬式に慣れていない方は、装飾の少ない黒や紫の物を私はお勧めします。
理由としては実際にお葬式に参列すると皆さん黒か紫を使っている方が多くいたので、この色にすれば失敗がないと思ったからです。
数珠
まず、初めに私が皆さんに覚えていて欲しい事を言います。それは「数珠は親族間でも貸し借りしない」です。なぜ親族間でも貸し借りしてはいけないのか気になりますよね。その疑問にお答えします。

数珠(浄土真宗では念珠)は念仏や真言、題目を数えるための仏具です。一般的には煩悩の数と同じ108の珠を繋いだ形をしています。葬儀の際には亡くられた方や、仏様に敬意を表すのに用います。数珠は宗派によって違いますが、ご自分の宗派に合わせます。また、数珠を持っていない場合でも、数珠は個人の持ち物というのが原則なので、基本的に貸し借りはしないものです。
香典の説明の中にあった「宗教によって使う言葉が異なる」と同じように数珠の扱いも宗教によって変わりますので、宗教が分かる場合はしっかりと確認しておきましょう。
最後に数珠の持ち方を写真を見ながら確認していきましょう。

<数珠の持ち方>
上に示した図を見ながら説明を読んでください。オレンジの糸の束(房)を真下に垂らし、親指と他の4本の指にかけて親指で押さえましょう。この時両手の指はしっかりと伸ばし、手を合わせましょう。
ハンカチ

ハンカチは無地の白か黒のハンカチにしましょう。華美なものは避けるようにしましょう。上のイラストにある柄や模様のある物は持って行ったらダメですよ!
財布

葬儀へ行く際は、荷物を最小限に必要な物だけ持って行くのがマナーです。ですので、お財布は小さいものが好ましいです。長財布を普段使われている方は、安くてもいいので一つ用意しておきましょう。
バッグ
荷物をまとめたい方は持って行きましょう。
男性は基本何も持たないのですが、バッグを持つ際は材質に気をつけましょう。革・合皮製品どちらでも構いませんが光沢のあるものは避けましょう。
色も黒が好ましいです。女性はショルダーバッグは控え、男性と同様に光沢のあるものは避けましょう。殺生を連想させてしまう製品は避けるべきですがバッグは大丈夫だそうです。
次の項目からは私が持って行って良かったなーと思ったものを紹介します!
[余談]持って行って助かった物の紹介

私の友人は大事な予定が入った時、入念に準備をし何回も確認します。
その際、天気も一緒に確認しています。以前はそこまでしませんでしたが、人生で初めて一人で参列したお葬式がきっかけでこうなってしまったそうです。
友人が一人で初めて参列したお葬式の当日は雨の予報でした。私は傘と小さいタオル地のハンカチを持って行くことを考えたのですが、荷物を増やしたくなかった友人は傘のみ持って行ったそうです。
当日、持っていたハンカチがタオル地でなかった為、水を吸ってくれず友人は大変寒い思いをしました。それから、友人はお葬式の場面以外でも雨の日はタオル地のハンカチを持ち歩いているそうです。
ここまでは男性も女性も関係なく必要になる物の話をしましたが、私は男性なので女性の「持って行ったら助かった」という物が分かりません。なので、今回は後輩の西園寺さんに聞いてみましょう。







まとめ

私の友人の経験も交えて、この記事を最後まで読んだ方々が胸を張ってお葬式に参列できるように持ち物の紹介をさせて頂きました。参考になったでしょうか。
お葬式に参列する際は故人と、その家族に対する敬意を忘れずに。そして故人と多くの時間を過ごされてきた方は生前を懐かしみつつ、安らかな眠りを祈りましょう。
この世で会える最期の時ですから、嫌な思いはしたくないですよね。スッキリとした気持ちで「また会おう」と言えるよう準備は万全にしていきましょう。
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