訃報を受けると同時に、通夜と告別式の日程を知らされ、大体は翌々日〜5日ほどの間に、葬儀が執り行われるケースが多いです。そのため、参列したい思いがあっても急なことなので、スケジュールを合わせることが難しいことがありますよね。
今回は、
こんな疑問を持つ方へおすすめ
- 参列辞退時のマナーはあるの?
- 参列できない旨をどうやって伝えたら良いの?
- 参列辞退の連絡だけだと失礼?
- 葬儀に参列できなくても、お悔やみの気持ちを届けるにはどうしたらいいの?
コロナウィルスも流行しているご時勢ですから、葬儀にどうしても参列できない場面が例年よりも増えていると思います。やむを得ず参列できなくなってしまった時に、役に立つことを紹介します。
Contents
葬儀に参列できない連絡だけでは失礼に当たらないの?
結論:失礼には当たりません。
故人の方との親しさにより、参列できない申し訳なさを感じる重みが違う気がしますよね。下記では、連絡するだけではなく、より丁寧な対応を解説してみました。
葬儀に参列できない時のマナーとは?
そもそも、葬儀はご親族やご友人など生前に親交していた方との、最後のお別れの儀です。やむを得ない理由がない限りは、必ず出席することがマナーです。
結婚式より葬儀が優先
結婚式と葬儀が同じ日時で行われる場合は、葬儀を優先しましょう。
その理由は、先ほども述べましたが、葬儀は故人との最後のお別れの儀だからです。結婚式に出席することが叶わなくても、結婚されたお2人には直接お祝いの言葉を述べることができます。
例外として、ご自身やご親族の結婚式とあまり親しくなかった方の葬儀が重なってしまった場合は、結婚式を優先されてもマナー違反ではありません。
葬儀に参列できないと分かった時点ですぐに連絡するのがマナー
葬儀の知らせは突然ですので、やむを得ない事情で参列できないのは仕方がありません。参列できないと分かった時に、すぐに連絡することが大切です。基本的には、電話での連絡が望ましいですが、メール等でご連絡いただいていた場合は、その手段を利用して、お返事をしても失礼な行為には当たりません。
下記でも詳しく紹介いたしますが、忌み言葉(重ね言葉・直接的な言葉)を使用してのお返事はNGです。ご注意ください。
参列できない時の返事はどうすべき?
まずお返事をする際に注意しなくてはいけないポイントが2つあります。
・具体的な理由は述べないこと
冠婚葬祭のマナーは、とても複雑で分かりにくいですよね。その中でも、言葉遣いが誰もが悩むポイントかと思います。特に、お葬式は厳かな雰囲気で行われるので、大変緊張してしまうため、言葉選びもおかしくなってしまうことがありますよね。
葬儀の出欠のお返事、葬儀中などに使ってはいけない言葉があります。それは「忌み言葉」というもので、不幸や死を連想させる単語・重ね言葉・宗教的に使うのを控えた方が良い言葉を総称したものです。
実際にどのような言葉がNGなのかを紹介します。
不幸や死を連想させる単語
他にも、たくさん該当する単語がありますので、手紙・メールなどを書くときは十分に調べて文を作成しましょう。会話をしていると、どうしても不幸や死を連想させるような単語を使わないと、説明できないこともあると思うので、オブラートに包んだ言い換えをするように心がけましょう。
重ね言葉
同じ言葉が繰り返し使われているものを、重ね言葉といいます。また、「繰り返し」が連想される”再び”や”もう一度”という表現も含まれます。
宗教的に使用を控えた方がいい言葉
・浮かばれない ・迷う
このように、宗教の違いによって使用してはいけない言葉もあります。正直、複雑で何を話したらいいかわからなくなりますね。念のため、お返事を送る時に宗教について確認しておくと良いでしょう。
その他
いつも使っている言葉でも、葬儀では使用を控えた方がいい言葉があるので、ついつい発言してしまわないように意識をしてみましょう。
ふと気が抜けてしまうと、使ってしまうこともありそうな言葉ですよね。大切な儀式ですので、失礼にあたりますので気をつけましょう。
例文
今回は、上記のNGなことを踏まえて、電話で伝える例文を紹介します。
【お詫び→参列ができないこと→お悔やみの言葉】の順序で伝えると、簡潔でまとまりが良くスムーズな流れで伝えることができます。詳しい理由は、相手に気を使わせたりしてしまう可能性があるので、抽象的な理由を述べましょう!
お通夜に参列できないことに関しては、元は身近な方たちが、故人とともに夜通し過ごす儀であったので、参列ができるかどうかを伝えなくても大丈夫です。
お悔やみの気持ち(言葉)をどうしても伝えたい
特に親しくしていた方には、葬儀に参列できなくても、「どうにかしてお悔やみを伝えたいな」と思われることがあるでしょう。
いくつか、お悔やみの気持ちを表すことができるような対応方法があるのでご紹介します。
弔電(電報)
電報を使い、間接的に故人の方へのお悔やみの言葉を伝えることができます。葬儀の前日までに、告別式が執り行われる所へ、宛先は喪主様に送ります。
香典
香典袋に現金を包み、現金書留や告別式に参列するお知り合いの方を通じて、喪主様へ渡す方法もあります。
供花・供物
式場内のお花や果物を送ることも可能です。
式場内の雰囲気を統一させるため、あらかじめ送れる花が決まっている場合もあります。また最近では、供花で祭壇を飾るというお葬式もあります。
任意にお花屋さんに注文するのではなく、まずは担当する葬儀社に連絡して、供花を送りたい旨を伝えましょう。
施行する葬儀社がわからない場合には、葬儀を行う会館などに問い合わせれば教えてもらえます。
引用:いい葬儀
まとめ
- 参列できなかったらすぐ連絡!
- 忌み言葉には注意
- 様々な方法で、お悔やみを伝えましょう。
今まで、葬儀に参列できない時の対応について紹介してきました。ですが、葬儀は亡くなられた方との最後の別れの儀式ですので、できる限り参列することを最優先にしましょう。
参列できないとわかったときは、なんだか気まづいなと先延ばしにすることなく、速やかにご連絡してください。喪主様は、準備に追われているので、なるべく出席する人数が早くわかった方が助かります。
細かなマナーがありとても複雑で、緊張してしまうと思いますが、気にしすぎることなく意識をする程度のでいれば心が楽になると思います。
ぜひ、ご葬儀に参列できない時に、参考にしてみてください。
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