葬儀で親族代表として、喪主の方が挨拶する場面があります。
私の友人のお話なのですが、葬儀で挨拶をする事になった時緊張で何を言っていいのかわからなかったそうです。葬儀会社の人と相談して、挨拶文を作成したとか・・・
葬儀を執り行うと決まった時に、自分で少しでも調べてたらもう少しスムーズだったのにと話していましたよ。
葬儀を執り行う事になった時、多くのことを同時進行で準備しないといけないので、挨拶文を作る時間があまり無いかと思います。
今回は、挨拶文の内容や挨拶時のルールなどをまとめてみました。
参考になると嬉しいです。では、どうぞ!
②挨拶文のルールと注意点がわかるようになる
Contents
葬儀での親族代表挨拶とは?

葬儀には、親族代表で挨拶をする場面があります。
葬儀で親族代表挨拶は誰がするの?
葬儀の際に、親族代表となる方を「喪主」と呼びます。故人の遺書などで指名されていたら、その方が喪主になりますが、大体は特に指名されている事は無いと思います。
その場合、誰がなるのかどうやって決めるのか紹介します。
一般的な内容ですと、故人の配偶者の方が喪主を勤めます。しかし、高齢の為、喪主になるのが難しい場合もありますよね。
その様な時は、故人と血縁関係が深い人を優先します。
長男、次男、長女、次女、故人のご両親、故人の兄弟・姉妹の順番になります。
血縁関係者がいない場合は
故人の親しい友人の方や入所されていた施設の代表となられる方が喪主をお務めになられます喪主は必ず一人に絞らなくてはいけないと言う決まりがございませんので、一人に決められないと言う場合は複数で行われても問題はございません。
喪主の挨拶
喪主を勤める人が葬儀参列者に対して行います。
時間を作って参列してくれたことに対するお礼、さらには生前、故人と親しく付き合ってくれたことへの感謝の気持ちを込めて挨拶します。
故人の代理として、謝辞を伝えるという意味かもしれませんね。
気持ちを伝えることは、葬儀の中でも、大切な儀式内容の1つな気がしますね。
葬儀挨拶の内容

葬儀の挨拶にはいくつかポイントがありますので、紹介していきたいと思います。
喪主の挨拶のコツ
喪主の挨拶を作るときは、ある程度のマナーとコツがあります。時間を作って参列してくれた人に対するお礼を最初に述べるのがマナーです。
②故人からの感謝の気持ちが伝わるようにする
③家族から故人が充実した人生を送れたことへの感謝の言葉を述べて締めくくる
例えば、「〇〇も、皆さんの気持ちを受け取り喜んでいます」というように故人からの感謝の気持ちを伝えるときは、あまり長くならないようにシンプルな言葉で伝えるといいでしょう。
当日は、カンペを見ながらで問題ありませんので、暗記する必要はありません。
なので、ゆっくり落ち着いて話しても大丈夫です。
喪主の挨拶で言ってはいけない言葉
挨拶をはじめ、葬儀では使っていけない言葉がいくつかあります。
このような言葉は「忌み言葉」といいます。
同じ語を重ねていう言葉もNGです。
(例)
- 重ね重ね(重ね重ね感謝します)
- 度々
- ますます
繰り返しを意味する言葉もNGです。
(例)
- 繰り返し
- 再び
- 続いて
不吉なイメージを持つ言葉やストレートな表現もNG
(例)
- 消える
- 落ちる
- 死ぬ
- 生きていた時
宗教によって使わない方がいい言葉もあります。
天国という言葉はキリスト教で使われる言葉なので、仏式葬儀などではNGワードになります。
挨拶するときのマナー違反にも繋がりますので、気をつけましょう!
喪主の挨拶例文紹介

挨拶の例文を紹介しますので、参考にして故人にあった挨拶文を作って見てくださいね。
今回は、告別式での挨拶文を紹介したいと思います。
喪主の挨拶
本日はお忙しいところ、わざわざお集まりいただき誠にありがとうございました。
○○は生前とても真面目で仕事一筋に打ち込んで家族を支えてくれました。休日にはしっかり家族サービスをしてくれて、子供のころは色んなところに遊びに連れて行ってもらいました。今でも当時の思い出が頭の中で鮮明に蘇ります。定年退職後は趣味で盆栽を始めてのんびり過ごしていました。
皆様にお見送りいただき、○○もさぞかし喜んでいることと存じます。昨日の通夜と本日の告別式を滞りなく執り行うことができました。
遺族を代表して、皆様に一言ごあいさつを申し上げます。
私、故人の妻の○○でございます。本日はお忙しい中お悔やみいただきまして、誠にありがとうございます。故人も皆様方から見送りいただき、さぞかし喜んでいることと存じます。
夫は退職後、登山に水彩画にと、多くの趣味を楽しんでおりました。夫がこのように豊かな晩年を過ごせたのも、ひとえに皆さまのおかげでございます。
本日は誠にありがとうございました。
引用:お葬式お役立ちコラム
わかりやすい動画もありますので参考にしてみてください。
挨拶文は、喪主と故人の関係を必ず紹介しましょう。参列者に、私は誰ですよ。と紹介することは挨拶でのマナーとなります。
思い出すのが悲しいと思いますがエピソードなどを入れると、具体性がまして、故人への思いがしっかりと伝わると思いました。親族と思い出話をしながら、作成するのもいいかもしれませんね。
思い出話は、故人を偲ぶという意味もあるので、マナー違反にはなりませんが、大騒ぎや、大笑いはあまり好ましく無いので気をつけて思い出話をしてみてくださいね。
まとめ

いかがでしょうか?
喪主の挨拶には、感謝の気持ち、故人とのエピソードを入れることが大事だとわかりました。このような内容は、故人を偲ぶという意味があるのだと感じました。
挨拶は、緊張する場面ですが、故人の気持ち、家族の気持ちを伝える大事な場面ですのでカンペを見ながら(かなり安心ですよね)ゆっくり、伝えてみてください。
きっと、あなたの気持ちは故人にも参列者にも伝わりますよ。
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